「こうさぎけんたのへんそう」 ママの声

一体、どんなお話なんだろう？とワクワクしつつ、読みました。
変装姿、とっても可愛いです。
行動が男の子らしいというか子供らしいなと思いました。物語は凄く楽しいです。でもこれ、親目線で読むと凄くヒヤヒヤしますねー、苦笑。

子供の課題図書だったので一緒に読みました。

こうさぎのけんたくんは今日は幼稚園に行きたくない気分。
うそをついて休むことはできたけど
その日は楽しいイベントがいっぱいあることがわかって・・

こんな気分ってありますよね。
でも楽しいことはあきらめられない。
私ならたぶん、うそがばれるのが嫌だから
あきらめちゃうだろうな〜

でも子供は違うのかも・・・
けんたくんのとった行動がかわいい。
そんなことをされたらきっと笑って許しちゃう
そんな気分になるかわいい絵本でした。

幼稚園にいかないといううさぎのけんた。
出だしから、えっ？と思わせるのですが、その後の行動もとっても「えぇっ？？！」というものなのですが、無理なくかわいく進むのは、けんたが男の子だけど、かわいいうさぎだということ。

子供なりの世界があって、子供の目線で見ていくけんたの世界は、たとえば子供がぐずったとき、幼稚園に行きたくないと言った時に、ふと「もしや子供なりの理由があるのでは？」と一歩たちどまって、子供の理由を考えられるきっかっけになると思います。

それにしてもおばあちゃんの料理は本当においしそうですよ。

子ウサギのけんたは、今日はどうしても幼稚園に行きたくないんだって。
お熱もないし、風邪でもない。
でも、どうしても行きたくない時ってあるんだよね〜
それで、けんたは具合が悪いってウソをついちゃった。
うんうん。私もそう言う時期あったもん！
わかるよけんた。
でもね〜、お母さんとお父さんは、おばあちゃんちの
お茶会に誘われてるんだって。どうする〜？？

お父さんとお母さんが出かけた後、
けんたもおばあちゃんちに行きたくなっちゃって・・・

けんたの行動がとっても子供らしくてかわいい！
お父さんもお母さんも全然予想着かないコトを
やったけんた。
子どもたちもお話しをきいてて、けんたの行動にビックリ！！
娘は、「子供にも子供の考えがあるからね〜」
何て、“子供には子供の事情が”なんて生意気なこと
言って、私も小さい頃に取った行動を思い出しちゃった。
そうだね！子供にも子供の事情があるものね〜

けんたの気持ちを考えると、冷や冷や・どきどき。
すこ〜しはらはらしてしまうおはなし。
挿絵も細かく、とても柔らかい。
かわいいうさぎさんのお話しでした♪