「E.J.キーツの俳句絵本 春の日や庭に雀の砂あひて」 ママの声

正直、子どもたちはあまり聞いていませんでした。

そもそも、「俳句って何？」
と、ひとまず興味を持ってくれただけでいいと思ってしまうぐらい。
恥ずかしながら、私も有名な俳句は知っていますが、
それぐらいで、季語とかもあまりよく知りませんし、
もちろん、自分で作ったこともありません。

だから、日本人なのに俳句よりも
英語や解釈の方がわかりやすく
この絵本で絵の助けもあり、
やっと意味がわかる感じでした。

この絵本にはたくさんの俳句が載っていました。私にはあまりなじみのない俳句が多かったのでとっても新鮮に読むことができました。うちの子も、俳句のリズムがとっても聞きやすかったのかとっても楽しそうに聞いていました。俳句独特の表現にも興味があったみたいです。

　俳句と、その英訳と意味が書かれています。
　奥が深い俳句の意味がよくわかるので、いいなと思いました。
　自然や、ちいさな生き物たちをよんだ俳句、ゆったりした気持ちになりました。

　おちついた色合いでコラージュされた絵もよかったです。俳句のおおらかさが感じられました。

俳句の絵本です。珍しいですね。
しかも、英語と簡潔な解説文までついています。
私も子供も俳句になじみがないので、この解説は本当に助かりました。
絵の色合いもシックで、俳句の雰囲気が出ているのではないでしょうか。

偶然、児童館で見つけました。
そして、びっくり。

外国の方が描いた、日本の俳句を集めた絵本です。
一茶や蕪村などなど、俳句が描いてあり、英語訳と日本語訳があります。
どちらも、とっても簡単に書かれていて、作者は、きっと俳句のように、簡潔にまとめたかったのであろう意図が汲み取れます。

私自身、俳句は詳しくないので、
「へー、こんな句があるんだ・・・こんな意味か・・」
と、とっても面白く読みました。

学校の授業で、俳句を習う年頃の子に読んであげたい絵本です。
簡潔な言葉に、シンプルな絵・・俳句をより身近なものと感じさせてくれると思います。