「まよなかのコックさん」 ママの声

この絵本派泥棒がご飯を食べにくるコックさんのお話だったのですが、このコックさんの見た目も泥棒みたいでした。うちの子はコックさんも泥棒だと思っていて、「泥棒レストラン」っていうなまえだとおもっています。他のお客さんも来るのですが、みんなが食べたときにまずい！！って顔をするのですがそのページがとっても気に入っていて大笑いでした。

おもしろそうな題名とおしゃれな絵に惹かれて図書館で借りてみました。
ちっともお料理が上手じゃないコックさんが主人公。お料理作るのが遅すぎて、いつも開店するのが夜中。当然お客さんはやってきません。
でもある晩、とうとうお客さんがやってきました。そのお客さんたち、実は泥棒で食い逃げをしようとするのですが・・・。
とぼけたコックさんが繰り広げるおかしな物語です。
おしゃれな絵は好きですが、ちょっとブラックユーモア的なところがあるので、小さい子どもにはあまり読みたくない感じでした。

だいぶ前に美術館のなかのお店で見つけて「いいな。」と思ったのに、その時に思い切って買わなかった事を後悔していた絵本でした。
お話がドタバタ劇でおもしろいし、なんと言っても絵がカラフルでシャレてます。
どろぼうたちやお客さんがコックさんの料理を食べた瞬間の顔は、明暗がはっきりあらわされていて特に好きです。

今回、絵本ナビで購入できたので娘たちも「あ！これ覚えてる。おもしろいよね〜。」と喜んでくれています。

テンポがおもしろい。コックさんがくりひろげるおばかなはなしだけど、おいしそうな声が聞こえそうです。絵本なのにちゃあんと落ちがあって妙に楽しくなります。絵も素敵で、文章とすごくマッチしてます。おいしい顔とまずい顔を絵で表すとこんなになるんですね。
　色の特徴もあり、表現がいいです。違った感性が磨かれそうです。

そして、このコックさん愛嬌があり、かわいいです。絵本ってかんじがします。

このコックさん、あわてん坊なものですから
慌てて、失敗ばかりしてるので
料理の仕込みに時間がかかるのです。
そのため、真夜中までかかってしまってお店をオープン
するのも真夜中！これじゃ〜、お客さんも
来てくれないわな〜（＞＜）

そんなある日、お店に人相の悪い３人の男がやってきて〜

恐い顔の３人が、食事のおいしさににっこりとして
かわいいお花全開のシーンには大笑いしちゃった！
おなかもはち切れそうで、丸々になってしまって
椅子が壊れてるところも、オイオイって突っ込んでしまいます。
さてさて、この３人、本当は大泥棒なんですが・・・
ここからの展開もとにかくおもしろい！

子どもたちも泥棒やまちの人の表情に大笑いして
釘付け！！まさか、こんな展開になるなんて〜！！
私の予想を大きく超えた展開に大満足♪

相棒のカトリーヌの存在も、コックさんの散々な行動に
突っ込みを入れてるような表情で、良い味出してるんですよ！

とにかくおもしろいので、是非、読んでみてね！