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石のししのものがたり」 ママの声

石のししのものがたり 再話:大塚 勇三
絵:秋野 亥左牟
出版社:福音館書店
税込価格:\801
発行日:1992年
ISBN:9784834011890
評価スコア 4.3
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みんなの声 総数 9
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  • 兄の解放のされかたにビックリ

    小学校1年生の子供が図書館で選んできた絵本です。チベット民話?なので、教訓的なものが含まれているのかなと思って読みきかせました。強欲な兄と正直者の弟、読み始めからなんとなく結末は見えていましたが、途中、兄がししに解放される場面では意外な展開で驚きました。

    投稿日:2019/12/10

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  • 意地悪するといけない!

    8歳長女に借りてきました。チベットの民話のようですが、とてもいいお話でした。教訓というか。戒めというか。意地悪な兄家族と、優しい弟と母。優しい弟と母は家を追い出されて、別に暮らすところを見つけます。そこには石のししがあり、そこに感謝をしたことからお金持ちになるんです。

    とてもスカッとするお話です。やっぱり意地悪な人が最後に改心する話はいいです。

    投稿日:2016/11/05

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  • チベットの民話

    • しいら☆さん
    • 40代
    • ママ
    • 宮城県
    • 男の子20歳

    沖縄?
    と、思い手に取りましたら
    「チベット」の民話とのこと

    ものすごいインパクトのある絵ですが
    もしかして、版画ですかね?

    兄弟でも
    性格が違っている
    でも、意地悪はよくないですよね
    欲張りもよくないです

    おかあさんが気持ちのやさしい弟と
    いっしょに家をでていくというのも
    今までにないような展開

    街の市場の様子が興味深いですよ

    ししは、神様なのかな
    獅子舞の獅子の顔に似ているような・・・

    あらら・・・にいいさんったら
    おっぱいを飲みたいだなんて・・・
    ここで、子ども達はどんな風に感じるのかな?
    興味深いところです

    心を入れ替えるのには
    大変な思いをしないとだめなんですね

    絵本を閉じたら
    竜が虹を渡っています

    投稿日:2011/12/18

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  • 予想外のことが起きてびっくりです

    昔話は目を通すようにしているのですが、展開に驚きました。

    絵もインパクトがあります。

    よくばりなお兄さんと働き者の弟という組み合わせは、よくありますね。

    お兄さんが欲張りでばちがあたるのかなあって単純に思っていたのですが、予想外のことが起きてびっくりです。

    少し滑稽でもあり、昔話って奥が深いなあと思いました。

    投稿日:2009/05/19

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  • インパクト大

    • ねがいさん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子7歳、男の子2歳

    欲張りな兄と、優しい弟、の設定に、「よくある昔話のパターンかな」と
    思いながら読んでいくと…それはそうなのですが、これはインパクト大!

    身動きが取れなくなった兄さんの情けない顔には笑いが出、
    泣いている赤ん坊を押しのけてでも、自分の空腹を満たそうとする、
    その根性に驚き…。で、こんなことで解決しちゃうの?ってラストも
    面白かったです。

    でも、最後はちゃんと改心して良かったです(^^)
    ところで…石のししのアップ、めっちゃ怖い!!正視できません(笑)

    投稿日:2008/07/07

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  • 滑稽なところがいっぱい

    • 金のりんごさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子12歳、男の子9歳、男の子7歳

    チベットの民話からの再話です。
    『プンクマインチャ』の秋野亥左牟さんが絵を描いています。『プンク〜』よりは、普通の絵になっていますが、クライマックスは、さすがに大迫力です。
    物語は、欲張りな兄と優しい弟が登場し、弟は、その正直で信心深い心から、大金を手にし、欲張りでけちな兄は、その心ばえによってひどい目に合うというパターンのお話です。
    石のししは、守り神で、弟に幸せをもたらし、兄を懲らしめますが、その懲らしめ方がちょっと変わっていて、笑えます。
    また、懲らしめられた兄が、自分の妻子の生活より自分の空腹を心配するという、懲らしめられながらも現金な性格は変わらないところにも思わず苦笑が洩れてしまいます。
    終わり方も割とあっけなく、子どもも私も「こんなもんでいいのか?」と思ってしまいましたが、深刻になるよりも軽い感じでいいかもしれません。
    民話って、結構滑稽なところがたくさんあるのだということを発見した、ちょっと変わったお話でした。

    投稿日:2007/03/29

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