絵がちょっとマンガっぽい感じですが、文章量が多いです。早口で読んでも5分はかかるかも。うちの三歳息子が最後まで飽きずに読めるか心配だったのですが、意外にちゃんと最後まで読めました。それどころか、「モウイッカイ!」と、その日のうちに三回以上読まされ、しまいには打ち切ったくらいです…。翌日からは寝る前に欠かせない一冊となりました。
この絵本を読んで懐かしく思い出したのですが、子どもの頃って寝る前に色々想像してましたよね。風の音が幽霊の音に聞こえたり、車の音にびっくりしたり。息子も色々想像していて、この絵本がしっくりきたのかなぁ。
そして、おじいちゃんが素敵。子どもの頃の思い出話をこんなに想像力豊かに話せるなんて、なかなかない気がします。
文中に「きゅうけつき」など小さい子どもにはわかりにくい言葉があったので、もしかしたらもう少し上の年齢の方が面白く読めるかもしれないなぁ。あくまで想像ですが、小学校低学年くらいの方が楽しく読めるかも。
私も小さい頃に、こんな絵本に出会いたかったなぁと思いました。