読み終わり「本を好きでよかった」と思えた一冊です。
吠え声だけで国を治めていたライオンの王さま。
だけど、自分の名前さえ
読むことも書くこともできない・・。
でも宝物はたくさん持っている。
気になるのは北にいる王さまは、壁に不思議な宝物があるという噂・・。
この最初のふせんの張り方、とても好きです。
すごいスピードでお話に引き込まれます。
翼をもって生まれた子ライオンが
翼の使い方を学んでいく様子や
北の王さまの壁の宝物の正体が本であることなど
キラキラした絵と同じくらい
本好きにはたまらないキラキラした展開。
そうそう、本ってすごいんだよ、おもしろいんだよっっと
叫びたくなるようなうれしさでした。
この本を読んで、
本好きな子が増えてくれることを祈ります。