「はんぶん ちょうだい」 ママの声

イヌのトムくんがとっても素敵でした！！猫のヤムくんとなんでも半ぶっこにするのですが、ケーキだったらイチゴがのってないし、クレヨンも暗い色だけだし。でも、怒らなかったトムくんがとってもかわいかったです。

お留守番をしているいぬのトムくんとネコのヤムくんがいろんなものを仲良くはんぶんこするお話です。
必ずはんぶんこするのだけど、これって・・・っておもうはんぶんこもあるのがおもしろいです。

最初は苦手な絵だなと思ったのですが
息子は気に入ったみたい。
半分にするというのがこの絵本で分かったみたいで、
ままごと遊びするときは、
半分くださいなーと言うと、
ザクッと半分に切ってお皿に入れてくれます。

ケーキの半分のページでは
あれー？といってにやにやしています。
でも、最後、ママを独り占めできないみたいで
嫌ーと言っています。

４歳と２歳の子供達に読みました。
ジュースの分け方を見て、「これは我が家でも実験させてみよう」と思いました。
イチゴのショートケーキの分け方は面白くて、２歳の娘でも笑っています。
分かりやすくて可愛いお話です。

ちいさなかがくのともが好きなのでこの絵本を選びました。ちぎり絵で表現されているのがセンスがあって良いと思いました。半分に分ける友達がいるって素晴らしいな！と感じられる絵本でした。嫌味一つ言わずに半分に分けてあげる主人公は優しいなと感じました。半分に分けるやり方も様々あってとても勉強になりました。御母さんがする半分こが愛に満ちていて素敵だなと思いました。

「ちょうだい」「どうぞ」ってこれを読む年の子には
そうはなかなか・・（笑）　我が子もそうです。
だからページをめくるたびにちょうだい、と出てくるのに
苦笑・・。そして分けてあげること、それぞれモノによって
分け方が違うことに感心しきり・・。
最後はママも平等に、ってところがあたたかい気持ちに
させてくれますね。
こんな風に楽しみながらわけあったら素敵です。

「はんぶんこ！」「えらいわね！」なんて日常で行っていることだけれど・・・。

ほんとはこどもはこんな気持ちなんだ！

大きさの違うコップでジュースをはんぶんこすれば？？？って相手が多くみえちゃったり。
ケーキをはんぶんこするには、イチゴの行き場がとっても大切だったり。
クレヨンをはんぶんこしたら、好きな色がぜんぶもってかれちゃたり・・・。

一緒に頭をひねりながら、こっちのケーキがいいなぁ、こっちのジュースがいいなぁ、なんて悩む息子もかわいい一冊です。

どうしても選ぶ絵本の好みが偏ってしまうので
『ちいさなかがくのとも』を１年頼むことにしました。
当たりでした！！
いろいろなものをはんぶんこする方法が楽しくでてきます。
これから何かをはんぶんこするときは
どうやって分けるか、娘に考えてもらおうと思います。

「ちいさなかがくのとも」2007年4月号です。ちぎり絵とイラストが混ざった挿絵が印象的です。いぬのトムくんとねこのヤムくんがいろいろな物をはんぶんこするお話。トムくんとヤムくんは「トムヤムクン」からとった名前でしょうか。キャンディなど数があるものは半分にするのは簡単ですが、いちごのついたケーキはちょっと難しい。わけっこする時の「トムクン、ヤムクン」がリズム感があって読んだ後も耳に残る本です。