息子が選んで借りてきたのですが、「年中さんにはちょっと長いかな?」と思いながら読んでみました。
途中何度か、「飽きないかな?」とそっとむすこの表情をのぞくと、真剣な顔。しっかりと引き込まれていました。
いわさきちひろさんの絵もホントに美しいのですが、お話も絵とピッタリ。読み手の私もちょっと夢中になっていました。
虹の湖かぁ・・・ イタリア北部の美しい自然の中になら、きっとどこかに、ひっそりとあるんだろうな、なんて思わせてくれる絵本です。
魔法使いが 「恋は盲目」でちょっと親しみが湧きました。
失恋の瞬間に、虹をちぎって湖に投げてしまうなんて、情熱?の国イタリアのちょっとロマンチックな発想ですね。