10歳の息子と読みました。
文字のない絵本はちょっと苦手な私。
いきなり男の子の眼のアップから始まるし、
絵もなんかすっごくシュールな感じだなぁ・・・と
テンション下がった私と息子でしたが、
この絵本すごい!
すごさが分かるのは、中盤です。
プカプカと浮いてきたカメラを現像に走った男の子。
カメラといえばデジカメの世の中で、
現像待ちのワクワクを知らない息子に分かってもらえたかどうか
ここだけは息子と共感できてなさそうで残念なところでしたが、
出来上がった写真を見ると、
・・・・!
もう、もう、大興奮でした。
慌てて最初からもう一度ストーリーをおさらい。
そして、最後に男の子がとった行動と、
そのカメラの行方にも、
わー!
なんだか映画を見ているような一冊。
絵だけの絵本だけれど、なぜこれほどまでに
ランキング上位なのか、とっても納得がいきますね!