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はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

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ちいさいちゃん」 ママの声

ちいさいちゃん 作・絵:J.ミザーヴ
訳:さくま ゆみこ
出版社:主婦の友社
税込価格:\1,430
発行日:2007年03月
ISBN:9784072543733
評価スコア 4.53
評価ランキング 7,230
みんなの声 総数 14
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  • 下の子の気持ち

    姉妹で上の子に比べられる下の子の気持ち。姉の存在は大きくて、怖いくらい。この絵本では、最初、姉の姿を影で描くことで、その心理的な圧迫を表現している。それが不気味で怖い。最後はちゃんと人間の姿になってよかった。

    投稿日:2022/06/24

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  • 「ちいさいちゃん」にかぶさる影

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子20歳、女の子15歳

    大きな緑の木に赤いシャツを着た(たぶん男の)子がたっている表紙絵が、目を惹きます。

    「おおきいちゃん」の存在の大きさを「ちいさいちゃん」にかぶさる影として描かれているので、
    「ちいさいちゃん」が感じる「おおきいちゃん」への畏怖みたいなものは読んでいてしっかり伝わってきました。
    この子たちの住んでいるのが草原の中の一軒家なので、背景は常に緑が描かれています。
    草や木々や花々が1つ1つ物語の中で生きていて、引き立ててくれているように感じました。

    とても気に入ったので、たまたま近くにいた下の子に読んでみました(今はもう高校生です)。
    感想は「ちいさいちゃんの家出って、近いね」「わぁお〜、おおきいちゃんの顔が出た!」でした。
    確かに、「ちいさいちゃん」が、「おおきいちゃん」をただ大きいというものではなくて自分と同じ子どもなんだと気づいた時から、「おおきいちゃん」はちゃんと姿を現します。

    こういう意識の変化をすごく自然に見せてくれている作品だと思いました。
    絵もはっきりしているし、物語の進行もわかりやすく、言葉での説明も必要な分だけで煩わしくありません。
    読み聞かせにもってこいです。
    5,6歳くらいから小学校低学年くらいのお子さんたちにいかがでしょうか?

    投稿日:2015/11/15

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  • 姉と妹

    妹からみた姉の姿を描いています。

    こどもの頃って、すこしの年の差でも、その開きは大きいものです。
    何をやってもかなわない、押さえつけらたり、いじわるされたり…。
    兄弟姉妹だから、容赦はない。親も、あまり気にしない。

    下は、溜まりに溜まって、ついに反撃!
    私も年の開いた末っ子で、同じようなことがありました(笑)

    おおきくても苦手なことがある。
    姉ができないことができたとき、少しだけじぶんが大きくなったような気がするのです。
    それだけで、気持ちにも余裕がうまれるのだから、不思議です。

    姉と妹。
    妹の気持ちがよくわかるお話でした。

    投稿日:2015/02/16

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  • 友情♪

    ちいさいちゃんとおおきいちゃんの友情の物語です。
    何をやってもおおきいちゃんにかなわないちいさいちゃんでしたが、
    最後に大逆転があるんです。
    娘は、小柄で、幼稚園でも一番前です。
    そんな娘にさりげないメッセージとして伝わってくれたらいいなーと
    思っています。
    大きさなんて関係ない♪

    投稿日:2015/01/08

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  • とてもよかったです

    我が家の長女は幼稚園でもとっても小さい「ちいさいちゃん」「小さい」なんて言ったら、ぷんぷん怒ってしまいます。そんな長女に借りた絵本です。

    なんでも「おおきいちゃん」に負けてしまう「ちいさいちゃん」でもなかなか「おおきいちゃん」の顔が出てきません。「おおきいちゃん」は影で描かれています。

    「ちいさいちゃん」にも「おおきいちゃん」にできないことができることが描かれていて、「小さい」って悪くないと分かりやすく伝わったと思います。あと意地悪をし合う場面があるんですが、いつもより小さくなった気がした「ちいさいちゃん」ちゃんと心は大きいんですね。こんな風に体は小さくとも、心の大きい子供に育ってくれたらなーと思いました。

    投稿日:2013/05/29

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  • 心の大小

    ちいさいちゃんはお姉さんに比べて小さいだけじゃなく、いろんな点で敵いません。でもイジワルすることで、さらにちいさいちゃんはいつもより自分をちいさく感じる事に…絵が美しいですが、もっとも心を揺さぶるのはお姉さんが影で描かれてるところ。ただ単に体が大きいだけでなく、ちいさいちゃんの心の中でも存在以上に大きく感じているのがよく伝わってきます。
    でも、そのイジワルがきっかけになって…
    体は小さくても、心はもっと小さくもなるし大きくもなる。園生活を送ってる息子にと思って借りてきた絵本。すごくステキでした。

    投稿日:2010/07/02

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  • 美しい自然の中で

    姉妹の関係の難しさと豊かさの両方を感じました。
    私は姉なので下の子の気持ちに今更のように想いを馳せました。
    お姉さんにも妹にも読んでほしいと思った美しい絵の本でした。

    投稿日:2010/06/25

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  • とてもきれいな絵本

    • オパーサンさん
    • 30代
    • ママ
    • 福島県
    • 女の子4歳、女の子1歳

    ちいさいちゃんは、何をやってもおおきいちゃんにかなわない。
    プレゼントはおおきいちゃんがもらものの方がいいし、おおきいちゃんはいじわるだってする。
    そしてある日、とてもひどいことをされたので・・・。
    途中まで、おおきいちゃんは影で描かれています。
    小さい妹から見たら、お姉ちゃんってこんな風にうんと大きく見えるのかもしれません。
    でもふとしたきっかけで近づいて、やっぱり姉妹っていいなって思える日もきっと来るんだろうな。
    とてもきれいな絵で、読むたびにうっとりとしてしまいます。
    特に裏見返しの、おおきいちゃんとちいさいちゃんが木の上で遊んでいる絵が大好き。
    娘もこの絵本がとても気に入ったようですが、娘はお姉ちゃん。おおきいちゃんが自分だとは思いたくないようです。

    投稿日:2010/03/03

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  • きょうだいっていいよね。

    • とむままさん
    • 40代
    • ママ
    • 三重県
    • 男の子13歳、女の子11歳

    お姉ちゃんが大きくみえる。

    妹は損!


    よくあるお話なのですが、この絵本が凄いなぁ・・・と思ったのは
    お姉ちゃん「おおきいちゃん」が大きな影で描かれている事でした。

    妹「ちいさいちゃん」はこんな風に感じているのでしょうか?

    なんとも威圧的ですごい存在のように感じますね。

    でも・・それはちいさいちゃんの一方的な思い込みなんだなぁ・・・というのがだんだんわかってきます。


    きょうだいのいる子どもたちに読んであげたいなぁと思いました。

    絵もとても綺麗で絵を見るのも楽しい絵本です。

    投稿日:2009/03/19

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  • 下の子にぜひ!

    二人姉妹の、妹「ちいさいちゃん」を主人公にした本です。
    いつも妹の自分は「お姉ちゃんにはかなわない」という心情がよく表現されています。
    一方で、自分にしかできないこともあるのだと気付いて自信を持つ「ちいさいちゃん」。
    特に、兄弟姉妹のおられるご家庭で読まれるといいかもしれません。

    この本、とても絵が美しく細かいです。
    文章も短めなので、小さい子にもオススメです。

    投稿日:2008/02/19

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