北欧のむかしばなし、と副題にあります。
なるほど、シンプルですが、リズミカルな積み上げ話です。
『LITTLE TUPPEN』が原題。
邦訳の気持ちがよくわかります(笑)
めんどりのコッコさんが、ひよこのタッペンを連れて餌を探していたのですが、
注意されていたのに大きな種を飲み込んでしまったタッペンの咳が止まらないのです。
さあ、母による救出作戦開始!
水を飲ませようとして、コップを手に入れようとして、行く手にはさらなる課題が!
なんとも昔話らしい悠長な展開ですが、母の思い強し!で、めでたし、
というのはやはりうれしいですね。
ラストの光景は、子育てでもあるあるでしょうか。
幼稚園児くらいから楽しめそうです。