テレビ絵本で知ったオバケちゃん。この本はオバケちゃんシリーズの第6作目です。オバケちゃんは礼儀正しくてかわいいオバケです。オバケちゃんの友だちのこうもりのチータが、アカオニがいるという情報を持ってきました。
チータのアカオニのイメージというのおもしろかったです。「うめぼしあめ」というのが、アカオニを鍋で煮てできたものというです。
好奇心の強いオバケちゃんですから、アカオニの子に会いに行きます。
オバケちゃんシリーズ、大人は考えさせられる内容が多いです。オバケちゃんの歌った歌の内容が、大人にはぐっとくるのではないでしょうか?「本ばっかり 見ないでよ 子どもの かおを 見て おくれ 子どもの こえを きいとくれ」というものです。
確かに大人は、子どもの表情より権威のある育児書に頼って育児をしようとする傾向がありますよね。
育児書より、オバケちゃんシリーズを読んだ方が子どものためになるなあと思いました。皆さん、オバケちゃんシリーズを読みましょう。
文は松谷みよ子で絵はいとうひろしです。読むときっとあなたもかわいいオバケちゃんのファンになりますよ。