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うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの

うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの (小学館集英社プロダクション)

お子さまの塗ったぬりえが、アニメーションになる!フランス生まれの画期的なぬりえシリーズ!

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あるヘラジカの物語」 ママの声

あるヘラジカの物語 作:鈴木 まもる
企画・原案:星野 道夫
絵:鈴木 まもる
出版社:あすなろ書房 あすなろ書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2020年09月02日
ISBN:9784751529676
評価スコア 4.84
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  • 企画・原案が星野道夫さんで、作が鈴木まもるさんって、どういうことだろうと思って、本書を手にとりました。
    その訳は裏表紙にありました。
    この裏表紙に使っている写真を撮ったのが、星野さん。
    この写真から物語を想像させたのが、鈴木さんだったわけです。

    命の巡りを、丁寧に、それでいて淡々と簡潔に描いてくれているので、とても分かりやすかったです。
    ヘラジカ同士の戦いのシーンはものすごい迫力でした。
    その後、オオカミやヒグマ、ワタリガラスやヒバリたちが朽ちたその場所で生きるために活動している姿は、動物たちの自然を描いているどこかのテレビ番組を見ているみたいで、この世界と同化したように感じることが出来ました。

    星野さんの写真も素晴らしいですが、その写真からこのようなヘラジカの物語を想像して、創造してしまう鈴木まもるさんもすごいなぁと改めて思いました。

    とても見ごたえのある1冊です。
    小学校高学年くらいから、中学生・高校生に読み聞かせで紹介したい作品です。

    投稿日:2020/10/24

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  • 一枚の写真から

    裏表紙の二頭のヘラジカの角が絡まった一枚の写真。
    星野道夫さんが撮影されたこの写真から、星野さんと親交のある、鈴木まもるさんが物語を創作されました。
    一枚の写真から、ここまで迫力のあるドキュメンタリーのようなお話を作られたのは本当にすごい。
    自然界の厳しさ、惨さ、そんな陳腐な言葉では片付けられない物語でした。

    投稿日:2021/04/19

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  • 過ぎた時間に思いを馳せる

    昔カナダに住んでいた頃、ドライブしていると時々ヘラジカに出くわす事がありました。その大きな事といったら!まさに巨体です。
    その大きなヘラジカが2頭絡み合った姿は、一体どれほど迫力があった事でしょう。
    お互い離れようともがき合ううちに次第に衰弱し、最後には他の敵に襲われてしまう。そんな光景を思い描くと、普段忘れがちな自然に対する畏敬と畏怖の念が呼び覚まされました。

    投稿日:2021/03/17

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  • 大自然を生きる動物たち

    少し大きめの画面いっぱいに描かれた表紙のヘラジカの姿に惹かれ、手に取りました。
    2頭のヘラジカがツノをからませたまま骨になった1枚の写真が裏表紙にあります。
    写真家の星野道夫さんが撮影したこの写真を見て、親交のあった絵本作家鈴木まもるさんが物語を作ったそうです。
    大自然を生きる動物たちのドラマを描いた、スケールの大きいお話でした。
    ガシン ガシンという大きなツノがぶつかる音。
    グオッ グオッといううなり声。
    臨場感があって、すぐ近くにいるような感覚になりました。
    ドキュメンタリーを見たような満足感です。

    投稿日:2021/03/17

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  • 大自然から学ぶ命の大切さ。

    この絵本が1枚の写真から創られているという事にまず驚きましたが、この1冊の絵本がこれ程まで読む側に大自然の過酷さ、大自然が教えてくれる命の尊さ、そして生きるために必要な物事を全て学べる、考えさせられる本だと思いました。

    子供達は普通、動物は可愛いのでただ、可愛い!とかしか思っていない事も有りますが、実際に大自然に住んでいる動物たちの命を懸けた戦いをこの絵本を通じて学べると思いました。普段だとなかなか考える事も無いかもしれないし、そう言う事を考える機会もなかなか無いかもしれません。

    でもこの絵本ではこのヘラジカのお話を通じて、命は無駄にはならない。無駄になる命は無い。命の大切さ、そして過酷さ。本当に色々な事を考えさせられる素晴らしい1冊だと思いました。

    動物たちの事をもっと知り、そしてもっと生き物、命を大切にするきっかけがこの1冊の中には有ると思います。多くの子供達に、そして大人たちにも是非読んでもらいたい素晴らしい1冊だと思います。

    投稿日:2021/03/12

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  • 背表紙に一枚の写真。
    原案の星野道夫さんの写真です。

    まだ太陽が低い位置にありそうな光。
    澄んだ浅い川の中に横たわる、2体のヘラジカの頭蓋骨。
    その角は、がっしりと絡み合っています。

    「2頭のヘラジカは、なぜ、角をからませたまま骨になったのか」
    ここから、1つの物語が紡がれました。

    2頭のヘラジカの戦いから始まり、その血や肉や骨が、他の動物たちの糧となること、新しい命の誕生のこと、そして、自然の中では、命には一部の無駄もないのだということ。

    鈴木まもるさんの、暖かさに溢れる筆で描かれる物語は、心にグッときます。特に、ヘラジカの戦いの絵は、その迫力に圧倒されました。

    いい本に出会えました。
    たくさんの子ども達に紹介したいです。

    投稿日:2021/03/10

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  • つながり

    自然界の生命のつながりを感じさせられるお話でした。鈴木まもる先生のイラストは他の絵本を何冊も持っていますが、こういった動物は初めてだったのでまた違う魅力で惹きつけられます。ヘラジカ、おおかみ、くま…さまざまな大きい動物から最後は小さなひなまで、なんだか心に響くストーリーでした。

    投稿日:2021/03/10

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  • 期待していなかったけど、感動させられた

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子8歳、男の子5歳

    星野 道夫さんのエッセイや写真が好きで、
    よく読んだり、写真展も見に行ったことがあります。

    なので、正直、鳥の絵本で何冊も読ませてもらっている
    鈴木まもるさんの絵本ということでも、
    星野さんの、あの直接胸に響いてくるような言葉や
    写真の力ではなく、絵本かと、
    あまり期待していませんでした。

    でも、絵本だからこそ、
    注目させるべきところに
    迫力を持たせることができるんですね。
    特にヘラジカの戦いの目の力には
    引き込まれるものがありました。

    子どもたちは、角が絡まって離れられなくなり
    狼に食べられ、死んでいった姿に
    少し間抜けさを感じたようで、
    ちょっと馬鹿にしたことを言っていました。
    5歳や8歳児にはまだちょっとわかりにくかったかもしれません。

    でも、私は、
    仲間のために戦い、
    力の限り戦い続け、
    その体が他の生き物の血肉となり、
    命が巡っていくところに
    壮大なドラマを感じ、感動しました。

    投稿日:2021/03/07

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  • なんだかとても惹かれている

    • もけこさん
    • 40代
    • ママ
    • 福岡県
    • 男の子15歳、男の子11歳、男の子1歳

    これは「あるヘラジカの物語」であり、そこに登場する全ての動物たちの物語でもあります。
    たくさんの動物を写真やイラスト、映像で見たことがあるけれど、どれもほんの一瞬のことしか知らないんだなと、改めて気付きました。
    オオカミは、ヒグマは、その他の動物たちはどんな風に一生を、そして亡くなった後を過ごすのか。
    それを知ったら、またどんなことに興味がわくだろう。

    投稿日:2021/03/05

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  • すごいお話でした

    メスを取られないために、他所からやってきたヘラジカと戦った群れのボスのヘラジカ。

    まさか、こんな結末になるだなんて…
    あまりの展開にとても驚きました。

    うまく説明はできませんが、学ぶこと、考えるべきことが詰まったお話だったと思います。

    投稿日:2021/03/03

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