「ひみつのぽっけ」 ママの声

「ひみつ」という言葉だけで、何だかどんな話か知りたくなりますね。
しまりすクレの優しさにほっこりする可愛らしい絵本です。
表紙を見ると、親子かな？なんて思うのですが、他人なのです。
そこがまたいいですね！
他人にも優しくできる、私はできているかな〜（笑）。

やさしい話。
表紙的に親子とかかと思ったのですが、血のつながりはないのね。
それでも小さい子リスたちのためにやさしさを見せる主人公のしまりすのクレがいいです。
事情を知って、そっと善行を施すきつねさんもすてき！

タイトルと、リスのクレを見て『ひみつのぽっけ』について
すぐに気が付きました。
何を隠そう、我が子達も小さい頃はクレのようにひみつのぽっけをもってたようです （＾◇＾）
（でも、子どもたちの場合とクレとは使い道がちがいますがね！
子どもたちは嫌いな食べ物を蓄えて？ました（＞＜））

やさしいクレのひみつのぽっけに子どもたちも幼い頃の様子をすっかり忘れてしまったのか
「お〜！！これはいいね〜。次、やってみよう！」
なんて話してるし、そんな様子のクレをみて言った、きつねの台詞にも大笑い！
（そろそろ昔話をしてみようかな〜？って思っちゃった）
笑い話はそのくらいにして・・・
森のかわいい動物達もたくさん出てきて、優しさあふれるお話しに
温かい気持になります♪
愛らしいシマリスと一緒にやさしいきもちに触れるのもいいですね！
ちいさなお子さんからおすすめです！

これはこんなに新刊だったんですね〜！
絵本ナビを見て知りました。

それはさておき、この絵本。
挿絵も素朴でかわいいですし、何よりストーリーがとっても素敵です。
子どもの自立と、そのなかでの失敗、仲間の優しさ、与え与えられる共生などが、自然な形で描かれています。
最後にクレが、きつねに大きな声でお礼を言うところなんか、本当に心がポカポカしますよ〜！

1歳の娘は、クレがぶどうを食べるときの、「もちゃもちゃもちゃ」という音が気に入っていたようです。

リスの特性をうまくストーリーに表した絵本です。いい子の動物ばかり出てくるので安心して読めます。特にきつねさんは大概ちょっとずるがしこい役が多いのでドキドキしながら私は読んだのですがすごーくいい子だったので嬉しくなっちゃいました。また子リスのおうちを探す続編を希望します。