農文協の、「そだててあそぼう」シリーズが大好きです。
対象年齢はおそらく小学生中学年から高学年といったところ
なのだと思うのですが、大人が読んでも十分におもしろい。
大人向けの実用書だと難しい説明が多くて途中で気持ちが萎
えたりすることもありますが、子ども向けだとわかりやすく
書いてあるので大丈夫。特に、今まで全く馴染みがなかった
ものについて知ろうとするなら、子ども向けの方がいいかも
しれないなあと私は思います。子ども向けとはいえ、参考文
献もきちんと載っているのでもっと深く追求することもでき
ますし。
もちろん娘が大きくなったら娘にも見せてあげて一緒に楽し
みたい。
「青は藍よりいでて、藍より青し」とか「ジャパン・ブルー」
とか「紺屋の白袴」とか、藍色って日本人にとってはおなじ
みの色ですが、それがどうやって作られるのか私は知りませ
んでした。
モノがどうやって作られるのか知ることって、大事なことだ
と思うから、という理由でこの絵本を読んだ・・わけでは全
くなくどうやって作られるのか知るのが楽しいから、もっと
いえば自分でできたらもっと楽しいから、読みました。
こういう実用本は(きっと実用本でなくてもですが)、読ん
で目や頭で楽しんで、そうして実践してみて手や体でも楽し
むことができるから、もう自分全部、まるごとの自分が、楽
しい楽しいってなります。あ、そういえば娘も一緒にアイの
葉っぱをむしったのでした。もうすでに一緒に楽しんでいま
した。
アイで染めた古いTシャツなどを裂いて編み、バスマットや
キッチンマットを作りたいなあと思います。