きょうりゅうのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)
「わからない」って楽しい!国立科学博物館監修の恐竜絵本!
はたらくくるま しゅつどうします!(文溪堂)
のりもの好きな子大集合!
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すごくシンプルな自分探しの絵本でした。 自分のいいところや好きなことをいっぱい並べた後、少し鬱っぽくなって、不安に落ち込むシーンがあり、最後には『きみがここにいるってすばらしい』と、ひとりじゃないってことに喜びを感じて終わる。 悪くはないんですが、お話の展開が欧米的だなぁと、感じました。 難しく考えると哲学の絵本だと思います。 シンプルに描かれたクマが主人公だし、本自体が手のひらサイズで、表紙だけ見ると幼児向けの絵本のような気がしてしまいますが、 あまり低年齢のお子さんに読んでも、絵本の本質は見えないかな〜という気がします。 自分の「今」に不安を感じたり、落ち込んだりしているときに中学生以上のお子さんたちが手に取ったら、新しい一歩を踏み出すいいきっかけになるかもしれません。
投稿日:2012/12/15
勉強が始まって、何かと窮屈な小学生。 私が子供のころとはちょっと違う気がします。 「じぶんがすき」 とか、 「じぶんのいきかたで いきる」 大切なことですね。 それに改めて気付かされる絵本だと思います。 子供だけでなく、私自身も、自分の生き方を見つめるきっかけになりました。
投稿日:2012/01/06
絵本を訳者読みすることがあるので、訳・アーサー・ビナードとあったので、手にとってみた本。 ぼく。 ぼくは こんな じぶんが すき。 じぶんの いきかたで いきているのが すき。 詩のような言葉で展開していきます。このくまがどこまでも自己を肯定していくのに共感できました。 自己肯定感が描かれている本で、パッと浮かぶのは『ぼくだけのこと』とか『わたしとなかよし』などです。 比率としては自己肯定感が描かれている本って海外ものに多い気がするのは、日本は謙遜という美学があるせいか自己卑下して自己を紹介する文化だからかもしれません。 世のなかにたった一人でもいいから自分のことを肯定的に受容つまり愛してくれる人がいたら、自己肯定感が芽生えるのは、人が人間関係の中で生きているからこそ。 『ひとりぼっち?』と『?』がついているのがミソですね。
投稿日:2011/11/21
3歳の娘にはちょっとテーマが難しすぎたようです。 でも、また読んでみようかなっていうほどのものでも なかったです。 お国柄の違いかな〜?
投稿日:2010/04/02
表紙の背景の黄色がとても温かみのある色で気にいたのでこの絵本を選びました。ドイツ語の原文を読んでみたくなるような洗練されていて優しい言葉で書かれていたのが素敵だなと思いました。シンプルな詩の様な文章のスタイルが心に響きました。自分のどんな所も愛している主人公が可愛らしかったです。友達がいるって素晴らしい事だと再確認できる絵本でした。
投稿日:2009/01/15
詩のような言葉が心地よい作品。 ほんのり心があったかくなる絵本です。 でも、我が家の子ども達は、何を思ったのか、 スペシャルなぼくの紹介を「・・・じゃないよ。」と付け、全部否定文にしました。 2人でニヤニヤと一緒に言っていたので、言葉を楽しんだのかな? 後半は否定文にせず黙って聞いていました。 クマがぐんぐん走るところで、娘は点線を指でなぞりました。
投稿日:2007/12/04
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