シリーズの2作目です。
隠れた音の正体を探る「はてな」です。
この作品で登場しているのはたいこ・そうじき・カメラ・おなべ・電話・雨でした。
たいことあめはいいとして、1巻目と同様、作者の個性にしてはチョイスした音の正体が「う〜ん」でした。
作者や出版社はこの作品の対象年齢を何歳くらいにしているのでしょう?
小さなお子さんに、もっとなじみのある音の出るものはなかったのでしょうか?
この本が出たのが2007年とはいえ、今や1人に1台のスマホ時代なので、
ご自宅にカメラや固定電話があるお宅も減ったように思います。
そんな中で、小さなお子さんたちが、この作品を見たとき、違和感を感じてしまわないかな?と、思いました。
電子機器は時代とともに変わるので、こういう幼年物の絵本に登場させるのは難しいかもしれません。