生まれて初めて幼稚園の年長に読み聞かせをした時の本が「めっきらもっきらどぉんどん」でした。
長男のクラスには、ちょっとファンタジーな子供達が沢山いました。
小人を信じて探していたり。
地獄はあると信じていたり。
遊びや発表会もファンタジーな物が多かったです。
今になって思えば、子供達の空想力を高めるために先生がいろんな本をいっぱい読んでくれていたのだと思います。
その中でも、ファンタジー物が長男のクラスの子供達にジャストミートしたのでしょうね。
(ちなみに今は次男が同じ幼稚園に通っていますが、次男のクラスではわんぱく団シリーズが流行っているので冒険好きな子が多いです)
読み聞かせ活動を2年間やってみて思ったのは、クラスには個性があるということ。
クラスの個性に合わせて本選びしてあげるのも大切だと思います。
担任の先生と連携をとれるなら最高ですよね。
小学校になると、なかなかクラスの個性に合わせるのが難しくなってきますが、先生がテーマを持っているのであればボランティア側も協力したいと思っています。
話が逸れましたが、当時は盛り上げるのに必死であまり深く考えず、台詞を分担したり歌も唄ったりしました。
お話の中で何度か唄うシーンがあるのですが、覚えやすいメロディーで唄うと子供達も一緒に唄ってくれました。(もちろんアドリブなのであやふやですが)
ストーリー自体は、結構早いうちから妖怪が出てくるので、ざわつく事なく集中して聞いてくれていました。
絵本を立てるシーンは迫力あるみたいで、子供達は喜んでくれました。
机の上に立てかけて読んでいたので背の高いお母さんがフォローしてくれました。
現実世界に戻って来たシーンでは、夢から覚めた時みたいな表情をしていました。
最後の「かんたはあの歌を忘れてしまった。君なら唄えるかな?」の後、子供達が大合唱してくれました。
メロディー付けてて良かったー!
子供達には大好評だった様で、長男は何度も図書館で本を借りて読んでいました。
数年前の話なので淡々と書きましたが、当時は必死でオタカラマンチンを演じていました…。
自分が、読み聞かせデビューから既にイロモノキャラだった事に今気付きました(^_^;)