ずっと前から知っていて気になっていましたが、ある書店さんのインスタライブを見ていて、とても思いのこもった絵本紹介をされていて、とうとう手に取って読んでみることにしました。
ある家族が日常の基本的な生活(たべて うんこして ねる)が描かれていて、彼らの成長とその中で出会う別れがクライマックスに待っています。
別れがこんなにも悲しく、つらく、さびしく、涙が枯れそうになっても、日々のたべてうんこしてねる、という活動は変わらずそこにある、そんな当たり前の日常に気づかされる絵本です。
読み聞かせをした娘は、まだそうした悲しみへ目と耳を向けて聞いてはいませんが、場面によって食べている人は誰かな・どこかな、など探して楽しんだり。
また、寝る前に読んだこともあり、「ねぇ、たべたけどうんこしてない!だからねられない!」と順番を気にする様子もあり、純粋だなぁと母は楽しく様子を見ていました。