文は少なく、時間も三分ほどで読み終えるので、低年齢の子から楽しめると思いますが、
内容は大人の自分でもいろいろ考えさせられる、深い話だと思いました。
もし、自分が友達といて海や山で遭難したら・・・。
もし、そこへ なんでも一つだけ願い事を叶えてくれる魔法の瓶があらわれたら・・・。
と、自分におきかえて考えてしまいました。
お月さまがキラキラと優しく光るなか、氷山の上でポツンと座っている三人組。
その場面の美しさには目を奪われます。
なんともいえない雰囲気で、ついずっと眺めてしまいました。
小学校で読み聞かせするなら、低学年向けかな?なんて最初思ったのですが、
いえいえ、これはぜひ全学年の子たちに読みたいですね。
そして聞いてみたいです。
「ねえ、みんなだったら、どんな願い事をする?」って・・・。