家を塗り替える、とってもたいへんな作業を、子供達が楽しそうにやってのける、そのようすがのびのび大胆で、読みながら「おもしろそう!」という気持ちと同時に「だいじょうぶかな?」という不安も大きくなっていくという、複雑な感情をいだいてしまいました。
家を塗り替えているのに、子供達が塗り替えられているよ!ペットやぬいぐるみも塗り替えられているよ!って、あらあらの連続でした。カラフルで、家の周囲も塗り替えられていて、思わず、この後の始末はどうするんだろうって心配ばかりがふくらみました。
子どもが読むと、楽しい!やってみたい!って気持ちばかりがふくらむんでしょうね。
家がどう塗り替えられているのか、その結末を見るのがどきどきわくわくしてしまう、傑作だと思います。