空き缶を多方面から観察した、詩のような文章です。
もちろん、音読するとリズミカルで楽しくなってきます。
実は無謀にも乳児にも読み聞かせしたのですが、
わからないなりに言葉のリズムに反応していたみたいで、
よかったです。
「かんからかん」って、空き缶にぴったりで愉快です。
そういえば、空き缶ってそうじっくりは観察しないものなので、
こうやって見てみると面白いですね。
小さい子向けに描かれていますが、
空き缶入れに捨てるところもきちんと描かれているので、
案外小学生にも良いかもしません。
ラストは、大人でも予想の付かない空き缶のお姿。
なかなか説得力があります。