あきやまただしさんの絵本は色使いがはっきりしていて、遠くてもはっきりとわかるので、よく本読みの時に読みますが、
一年生のクラスサポーターをしたこの2ヶ月の中で、一番面白い!と言っていたのは、この「さかさのこもりくんとてんこもり」でした。
まだ、ひらがなもあまり習っていない頃の一年生で意味がわかるかな?と思ったのですが…
はじめは、ゆっくりと読み、ずっとみんなの顔を伺いながら段々と意味がわかりだしてニヤニヤっと、したなーという頃からスピードを速めていきました。どんどんどんどん反応してきて笑い出し、最後は全員大爆笑で終わりました。
担任の先生も大笑いされて、本読みが終わった後も「では、今から国語の教科書とノートを出さないで下さい」「日直さん、挨拶はしないで下さい」などとおっしゃって下さいました。
(もちろん、すぐにビシッと現実の世界に戻されていましたが…)
低学年の読み聞かせには、みんな一体となるので、もってこいの本だと思います。