韓国の四季の絵本・春を見て、すごくよかったので、夏バージョンをご紹介します。
うちの子どもたちもその情景の素晴らしさに大絶賛。
主人公の男の子トルは、家族が仕事で出かけて、1人でおるすばん。(結構小さい子です。幼稚園か小学校1年生くらい)
1人遊びに飽きちゃって、自分の家の家畜たちと遊ぼうと、柵を勝手に開けちゃって、大変なことになるんです。
これ、笑い話にもなりそうですが、作者はトルの目線で語りあげてくれています。
そして、何よりイ・テスの画!!
1ページ1ページとても丁寧に描いてくれています。
壁に書かれている落書き、取り忘れている卵、はばたいた時のにわとり落ちた羽まで、ものすごいこだわりを持って描かれているな〜と、思いました。
うちの下の子はやることがなくなると、
すぐ「つまんない」と膨れるので、この題名を見たとき、
「なんか自分みたい」とか言って、笑ってました。
低学年から高学年まで読み語りにもお薦めですが、
特に動物の好きな方や、風景画など写実的な絵がお好みの方にはお薦めです。