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一年一組せんせいあのね こどものつぶやきセレクション」 ママの声

一年一組せんせいあのね こどものつぶやきセレクション 選:鹿島和夫
絵:ヨシタケシンスケ
出版社:理論社 理論社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2023年05月23日
ISBN:9784652205488
評価スコア 4.69
評価ランキング 2,004
みんなの声 総数 44
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26件見つかりました

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  • どうしたら、こんな風に子どもたちが「あのねあのね」と素直な言葉をなげかけてくれるんだろう?と思いながら読みました。

    ヨシタケシンスケさんのシンプルながら「これぞ!」という、まるで見てきたかのようなイラストが、解像度を何倍にも上げて伝えるワンシーン。子どもたちの、幼く言葉少ない表現ながら、読んでいる大人をあっという間に「あの頃」へとタイムスリップさせてしまう。そんな魔法がかった珠玉の1冊。

    ページをめくるごとに、声を出して笑ったり、思わず涙したり、子どもたちのまっすぐな視線と言葉を追いかけながら心があたたまる時間を過ごしました。特別な出来事だけではなく、日々の些細な出来事ながら、抱きしめたくなるような思い出がいっぱい詰まっている絵本でした。

    下の子が春から小学校へ入学します。「先生、あんな、俺な」っていっぱいいっぱい話しかけられるような、そんなクラスだったらいいなぁと思います。

    それと同時に、私も子どもに、いつまでも素直なつぶやきを聞かせてもらえる大人でいたいなぁと願うのです。

    投稿日:2025/02/04

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    4
  • こどもは偉大な詩人

    こども達一人一人の作文がどれもイキイキとしていて「おぉ、深いところを突いてるねぇ」と驚かされたり、思わず吹き出してしまったり、目頭が熱くなったりと忙しかったです。素晴らしい作文ばかりなので、きっと優秀な子や個性的な子が集まったクラスなんでしょうとか、大人が大幅に手を加えているんでしょうと勘ぐる声もあるかもしれません。でも子供って、本当に偉大な詩人であり、コメディアンであり、哲学者でもある。その小さな呟きを、漏らさず、宝物のように拾い上げてくれる先生がいれば、きっとどの学校でもこんな楽しい一冊が出来上がるのでしょう。
    ヨシタケシンスケさんの絵もピッタリ合っていて、ページを捲るのがとても楽しかったです。

    投稿日:2024/02/10

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    4
  • あのね帳

    「あのね帳」、私の子どもの頃にもありました。
    1年生の宿題で、「せんせい、あのね」で書き出すのがお約束の日記帳。
    学校や家で起きたこと、日々思ってること、面と向かって先生に言いにくいことも、あのね帳には何でも書けました。

    絵本には54個の子どもたちのつぶやきが、出席番号順に載っています。
    思わずクスッと笑えるもの、詩人顔負けの素敵な詩、大人も共感しまくりの素直なつぶやき・・・どれもこれもその時その子にしかつぶやけない宝石のような言葉の数々。
    名前を見ると昭和感あるお名前が並んでいて、もしかして自分と変わらない年代の子たちの作品なのかな、とちょっぴり親近感を覚えました。

    ヨシタケシンスケさんのイラストがほのぼのと面白く、シンプルだけど可愛らしくて、懐かしさと新しさが絶妙な1冊です。

    投稿日:2024/02/11

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    3
  • 子ども心を思い出す・・・。

    • ワカワカメさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子10歳、男の子4歳、男の子1歳

    子どものころに思っていた事、忘れて子どもに理不尽な事をそのまま言ってるなと反省もできる1冊。そして、子どもの頃を思い出して童心にかえることが出来た懐かしい気持ちになる1冊でした。
    「先生は口ばかりで全然やらんやん」と思っていたのに、子どもにはお手本も見せずに「あれやりやー。なんでできひんのやー。」とか言ってしまっている。ヨシタケシンスケさんの言葉には出さないけど、何か言いたげな何とも言えない表情の挿絵がまさにその当時の自分と今の息子の顔にリンクしました。
    おとなは昔こどもだったのにすっかり忘れてるのは本当になんなんだろうと考えさせられました。子どもに戻ってもう一度小学生を体験できたらいいなと思わせてくれる本でした。

    投稿日:2025/02/05

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    2
  • 思わず笑ったり、泣いたり

    思わず 確かに! と言葉がでてしまうつぶやきから、
    笑ってしまうつぶやき、あっと驚くようなつぶやき。

    自分の子ども達の言葉にいつも笑わせてもらったり、なるほどと思わせてもらったりする日々ですが、
    色々な子のつぶやきを読むのも楽しいですね。

    読みながら涙ぐんでしまうようなつぶやきもありました。
    子どもの発想って純粋でおもしろいことがたくさん。
    つぶやきを表現したヨシタケシンスケさんのイラストが最高です。
    何度も繰り返し読みたくなります。

    シリーズ化して2巻、3巻も是非作ってほしいです。

    投稿日:2025/01/30

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    2
  • 感性を洗濯した気分♪ 受賞レビュー

    本の中の、一年生の言葉たちがみんなキラキラひかっています

    生徒たちはありのままの目と心で、家族や周りの風景を受け取っていて、変なフィルターは持っていないんですよね
    みなそれぞれが気持ちをありのまま受け入れて、自分なりに応えようとしているのが分かって、どの詩もとても愛おしく思えてきました
    こどもたちの言葉は飾りなどなくても尊く響きますね

    その生徒たちの気持ちを引き出してくれた鹿島先生と、せんせいになら教えてもいいかなぁという優しくてあたたかい信頼感が、とってもステキな詩となっているのだなぁと感じました
    それと、言葉の世界観を、描き込みすぎず絶妙な場面で表現しているヨシタケさんの挿し絵にもニヤっとしてしまいます

    この本との出会いで、感性の洗濯が出来た気分です

    投稿日:2025/02/05

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    1
  • 面白すぎる

    • サカナさんさん
    • 40代
    • ママ
    • 三重県
    • 男の子7歳、男の子5歳

    何度見ても面白く、毎回笑ってしまいます。きっと10年後読み返しても、笑っていると思います。。子供も大笑いして読んでいます。子供の時になんとなく思っていた気持ちが、言葉として面白く表現してあって、懐かしい気持ちになります。子供も共感するところがあったみたいで、一緒に読んで良かったです。

    投稿日:2025/01/25

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    1
  • 子供と感想を共感しあえる喜びの一時に☆

    8歳の長女とそれぞれ一人で読んで感想を言い合いました♪同じページで笑ったとか感動したとか話して嬉しくなりました。大人にとっては些細なことでも、子供の世界ではこんなにも不思議で面白くて貴重な出来事なんだなと思ったり、もっと子供の発見や感想、疑問や質問などを大事にしていきたいなと思わされる作品です。

    以下は長女の感想です。
    とってもおもしろくて楽しい話がいっぱいでした。1番から54番まで色々な人の色々なおもしろい話がつまっていて良い本でした。とくに、ごうだなおとさんの「うそ」はちょっとかなしくて、反対に、さがやまりょうたさんの「うん」はおもしろくて、なるおたかすみさんの「うんこ」も、ばくしょうしました。にしあきのぶさんの「へんなこと」は、本当にわたしもいっしょでした。はるなひとしさんの「おふろ」は、弟とお父さんのつながりがおもしろいと思いました。みねまつだいすけさんの「ほしがき」は自分もあまくなると思うという発想がおもしろかったです。またこのような本を出してほしいです。

    投稿日:2025/01/21

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    1
  • 懐かしい!

    • りえたかさん
    • 50代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子18歳、男の子13歳

    数十年前・小学校の詩の授業で、この本に出会いました。
    その後、就職後に再会して自分で購入。嫁入り道具にも入れ、今でも時々懐かしんで読んでいます。
    特に「おとうさんは こめややのに あさ パンを食べる」という詩が大好きです!
    私も大好きなヨシタケシンスケさんの挿絵バージョンは、同じくヨシタケさんファンの娘にプレゼントしたいと思っています。

    投稿日:2024/12/31

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    1
  • きいてほしいから

    「せんせい、あのね」・・・。
    この言葉を聞いたときに、一気に小学校低学年の自分の姿が浮かびあがりました。
    せんせいのお返事が楽しみで一生懸命文字を書いたあの頃。
    みんなよりも早く次のノートにいきたくて、たくさんたくさん文字を書きました。
    それを全部受け止めてくれたせんせい。
    いまでも顔が浮かびます。
    ヨシタケさんのあたたかい絵で、あの頃を思い出させてくれました。
    みんなのつぶやきもとてもあたたかい。
    おとなになっても忘れたくない、そんな気持ちを思い出させてくれた絵本です。

    投稿日:2024/12/26

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