シルクのおばにあたる魔女スピカは、占いを専門としている魔女。
そのおばから「今週のシルクの運勢はめちゃくちゃ悪い」みたいな予言をされて、それを回避するためにシルクや召使いネコのコットン、人間の友達ナナが右往左往して、振り回される話。
普段キリリとしていて、小さいことにこだわらないようなシルクが、予言に振り回されてアタフタするシーンがいくつかあり、子供とともに笑いました。
結局、おっちょこちょいのおばさんがシルクに渡した手紙は別人への占いの結果の手紙で、最大級の悪いことは起きずに終わるオチが付いています。
また、今回も手紙のゆうびん役として、おばさんのかわいいペット、ドラゴンのピンキーがやってきて、みんなをかき回します。
前作がちょっとシリアスなお話だったので、ドタバタ劇を見ているような楽しいテンポで一気に読むことができました。
読んであげるなら幼稚園の年長さんくらいから、一人で読むなら一年生くらいから大人が読んでも十分楽しめるシリーズです。