各地方の妖怪の中でも、キムジナーは特に好きな妖怪なんですよ〜。
この絵本では「きむじなー」と、ひらがな表記してあります。
このきむじなーを読んで、上の子と、キムジナー議論をしてしまいました。私たちの意見は、たぶん当時沖縄に漂流していた外国人か、外国人との間にできた2世が、姿をかくして人里離れて住んでいたのでは?ということで、話はまとまりました。
皆さんはどう思われますか?
このお話に出てくる「きむじなー」は、仲良くなった人間の子どものために命を落として伝説の花になってしまう。
悲しくも温かいお話で、胸が痛かったです。
物語性が高く、沖縄の地域性がすごく出ている絵本なので、設定が理解できる高学年以上のお子さんにお薦めします。