野坂先生の絵が魅力的で借りてきました。
息子が幼いころ、手を引いて散歩をすることはありましたが、親子で電柱には目はいきませんでした。
こちらは、縦開きで、手前にページを捲っていく珍しい作品でした。
電柱の足元を扉絵に、その次の見開きは幼児やワンちゃんの目線で見える高さについて語られています。
電柱につけられているぶつぶつは、張り紙防止のため。
さらに上の黒と黄色の縦の縞々は、蛍光で夜間でも車が気付くように、上るための足場ボルト、下のボルトは外してあり、中が空洞なので蜂が巣作りをすることも、・・・・・・。
この後も電柱の上へ上へと場面はあがっていき、へぇ〜、そうなんだ〜っていうことばかりでした。
電柱の高いところなんて、上れないし凝視できる機会がありませんから、ほんと勉強になりました。
最後から二つ目の見開きは、下から電柱のてっぺんまで見上げる壮大な眺め。
電柱って長いんだなあ〜って、しみじみ。
電柱の働きにいまさらながら感謝感謝です。
こちらを読んだ後、親子でお散歩がてら電柱観察に行くのも楽しいですね。