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まんまるおつきさまはチーズでできているんでしょ、とおつきさまを目指すちいさいねずみのお話。 高いところにのぼってなんとかおつきさまのところへ行こうとするねずみですが、届きません。 みかづきおつきさまとまんまるおつきさまは別人だと思ったり。いろいろな勘違いだけど、それらはわかるなーと思いました。 おつきさまを追うちいさいねずみが手に入れたものは…。
投稿日:2016/10/24
お腹のすいたねずみは、空に浮かぶ月をチーズだと思い、どうにかして食べたいと思っていました。 高い屋根の上にのぼっても、木の上にのぼっても、まだまだ手の届かない場所でした。ある日、お月さんの家の場所に気づき、そこへ向かって走り続けるのですが… ねずみが、お月さんをチーズだと思い、満月と三日月は別のものだと思い、一生懸命話しかける様子に、何とかその思いが届いてくれないかなあと思うことでした。 そんな一途な気持ちが、ねずみを、素敵な場所へと導いてくれたような気がします。 お月様がきれいに見えるこの時期に、子どもたちと一緒に読んでみたいと思いました。 全体を通して、落ち着いた色遣いの世界は、お話そのものをじっくりと味わう雰囲気にしてくれることでしょう。
投稿日:2009/10/01
秋の夜、窓から満月を見上げて、空を飛ぶ夢に思いをはせていた娘に、「ぴったりのお話見つけた!」と、今夜の1冊に選んだ絵本です。 ちいさいねずみが月を見ながら言います。「お月さん、あんたは、チーズでしょ。」 もう最初のセリフから、娘はくすくす笑って、わくわくした表情で、お月様とねずみを見つめています。「お月さんは、ちんがり わらっていた」 娘は、「ちんがり」の表現が可笑しくて、またけたけた笑いました。 ちいさいねずみの、壮大な夢。子どもの純粋な夢をそのまま絵に描いたような、かわいらしい物語なのに、本当に宇宙を駆け巡るようなスケールの大きさを感じます。さすがは、「ばばばあちゃん」や「せんたくかあちゃん」のさとうわきこさんですね!! 娘にも、「はしごを架けたらお月様に届くかなあ?」と聞いてみると、「お空を飛べば、届くんじゃない? でも、どうやって、お月様の中に入ればいいの?」と、素直な子どもらしい疑問が返ってきました。そして、最後に、ちいさいねずみが家族そろってお月様を見上げる場面で、突然、「マドレーヌみたい!」と叫んだ娘。・・・「だってマドレーヌも、12人いっしょでしょ? 犬も12匹いるし。」 そうだね! このお話を読んでから、ますますお月様が身近な存在になったようで、今日も、夕方に、庭の花の水遣りをしながら、「お月様は、あのお山にいるのかなあ? Jも行ってみたいなあ、あのお山。でも、今はまだ夕方だから、お月様はいないかな?」と、すっかりお話の世界に入り込んで、ちいさいねずみと同じ気持ちになっている様子でした。
投稿日:2008/11/02
読んだ後の息子の感想です。「さとうわきこなのにおもしろくない」と。息子はばばばあちゃんシリーズが好きなので、おもしろ系だと思って期待しながら読んでいたようなのです。 確かに、息子が好きなのは佐々木マキなどのおもしろ系絵本。こういったほのぼの系は苦手のようです。 お月様をかじってみたいというねずみは、どこまでもどこまでも追いかけます。お月様ですから、三日月になってしまう時もあって。ねずみは、お月様をかじるという途方もない夢よりも、現実のしっかりした幸せをつかんだようで、心が温かくなる感じがしました。 息子と私の読後感が全く異なった作品でした。
投稿日:2007/09/07
町に住む、1匹のちいさなねずみとお月さまの物語です。 まんまるお月さまは、すぐそこに見えるのに、いつだって手が届きそうで届かなくて。 幼かった頃の記憶が蘇ります。子供心に、見えるものにはきっと触れられるはずと 信じてた、あの頃。 さとうわきこさんの絵と文章、 『ばばばあちゃん』シリーズとはまた違った趣があります。 町の様子や森の風景を、線だけでこれだけ立体的に描けるなんて、すごいです。 その線を生かした淡い色彩も見事です。 秋の夜長に、ふたたび読んでみたいと思いました。 最後のページ、『つれあい』という表現は子どもにはわかりにくかったようです。 「おくさん」でもよかったのでは…。 それにしても、 お月さま、最後まで、かじられなくてよかったね(^-^)
投稿日:2006/08/04
ねずみがかわいく丸まって眠っている姿の表紙に目を奪われてしまいました。 お腹が空いたねずみはおつきさまがチーズに見えて仕方ありません。 食べたい一心で追いかけるんだけどもなかなか追いつかない。 そうこうしているうちに空腹も満たされて 家族も増えてゆくねずみさん。 何かを真剣に追い求めている時には たとえそれが叶わなくても気持ちが豊かになっているものだよ と優しく語りかけられているようです。 満月のお月さまと三日月のお月さまをまったく別のものだと思うねずみの様子もかわいいし、 “ちんがり”笑っているお月様の様子にも和めます。
投稿日:2006/04/15
町の片隅に、お腹をすかせた小さいねずみがいました。 まん丸のお月様がチーズに見えて「ちょっとかじらせてよ」と言っても、お月様はちんがりと笑うだけ。 三日月のお月様には、「あんたじゃないのよ。」と言うねずみ。 また満月が近づき、ねずみはお月様が沈む山の向こうがお月様の家だと考え、そこで待つことに。 それでもお月様はもっと遠くの山に帰ってしまうし・・・ でも、山の中には木の実がいっぱい。 お腹一杯に食べて、やがてそこで家族もできます。 夜のお話なので、しっとりしたトーンで話はすすみます。 最初は孤独なねずみだけど、最後には家族(子どももたくさん)ができて、みんなで並んでお月様を見ていて、なんだか心があたたかくなります。 きっとお月様が、木の実がいっぱいの山の中に、ねずみを導いてくれたのでしょうね。 何度か出てくる、お月様が「ちんがり」笑うというフレーズ。 あとで「にっこり」が出てくるので、たぶん意味は「かすかに」とか「ちょっとだけ」の意味だとは思うのですが、辞書やネット検索で調べてみても、あまり出てきません。 どこかの地方の言葉かなとも思ったのですが、さとうわきこさんは東京のご出身のようですね。 さとうさんの造語かな。 でも、なんとなく響きが良くて気に入ってます。
投稿日:2006/04/07
小さいねずみはおなかがすいて眠ることができません。お月様をチーズだと思って、少しかじらせて!とお願いします。それから毎晩、ねずみは月に近づくことができるようにと、はしごをかけたり、高い建物のてっぺんに昇ったりいろいろします。その様子がとてもけなげで、ねずみをいとおしくさえ思います。最後、お月様を食べれなかったねずみですが、お月様を追いかけていくうちに安住の地を見つけます。最後は、たくさんの子供たちに囲まれて幸せになったねずみ、とても心あたたまる話です
投稿日:2003/01/27
ちいさなねずみは食べるものもなくお腹がすいていました。そんな時夜空に浮かぶまんまるお月様を見つけます。そしてお月様に「お月さん、ほやほやのチーズでできてるんでしょ。少しかじらせて」といいます。ねずみはお月様が高い家の屋根にかかったときには急いで屋根に登りました。でも、お月様は屋根にはいません。もっと高いお空にいます。そういうことが何度かあって、ねずみは山から昇ってくるお月様を見つけて「あの山がお家なのね」と野を越え林を通り山についてお月様が来るのを待ちます。と、気づいてみると周りにおいしそうな木の実がたくさんあるではありませんか。ねずみはたくさん食べました。そしてお月様がず〜っと遠くから昇ってきました。ねずみは「なあんだ お家はもう一つ向こうのやまだったのね、お月さんはかじられるのがきらいみたいね」って思ったのです。でも、もうお月様をかじらなくてもいいのです。まわりにはおいしいものがたくさんあるから・・・。ねずみはそこで住み着いたのでした。とってもかわいらしいねずみの勘違いですよね。
投稿日:2002/11/26
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