高学年向けの物語などもたくさん書かれている岡田淳さんですが、絵本でもその独特な世界観は健在です。
仕事から戻ったクラリネットふきの男性は、家のドアの前に一匹のネコを見つけます。
勝手に家の中までついてきたネコを尻目にクラリネットの練習を始めると、あれあれ?ネコがさっきよりも大きくなって…?
どんどん大きくなっていくネコと、クラリネットふきとの奇妙な生活が始まります。
ネコの表情がなんとも言えないほどいい味出してます(笑)
ふさふさの毛並みに包まれたおなかを枕にしたり、その上で眠るのはどんな気分なんでしょう。
きっといい夢が見られるはず。
でもこのネコ、一体どこまで大きくなるんでしょう??
ネコが好きな人も、そうではない人も不思議が心地いい、そんなお話だと思います。