小学校1年生の娘が図書館で借りてきた本です。小学生の低学年の子が一人で読むのにぴったりのお話ですが、こっそり読ませてもらった私も、すっかりお話しの中に入り込んでしまいました。大人が読んでも楽しいです。
おばけといっても、表紙の絵の通り全然怖くありません。みな働き者で仕事をしたいのに、なかなかうまくいかないおばけたち。お寺の縁日で、こなきじじいとやまんばで育てたしゃべるかぶ「おばけかぶ」を売ったら、予想以上の大盛況。おばけの会社も軌道に乗りました。
この「おばけかぶ」がとってもかわいいんです。「たべられませんがしゃべれます。おおきいですがぷかぷかととびます 1こ300円」という宣伝文句もシャレています。娘もすっかり欲しくなったようです。
大人気の「おばけかぶ」最後はすっかり売り切れて、おばけの会社も店じまい。次は「おばけすいか」をお楽しみに・・・というところでお話しが終わります。
すぐにでも続きが読みたくなりました。