「ほうれんそうマンのゆうれいじょう」 ママの声

ほうれんそうマンのシリーズ最終巻ですが、ゾロリがメインのようなお話ですね。
主人公なのに、何て控えめなほうれんそうマン（笑）

かいけつゾロリのお話だと、もっとジェットコースターのような急展開が続きますが、作者が違うせいか、若干ほのぼのとしたものを感じました。

ゾロリとほうれんそうマンだけでなく、イヌジやシマオなど、特徴のあるキャラクターが登場して、ちゃっかり活躍しているところも良いなと思いました。

ほうれんそうマンシリーズ最終巻。
そしてかいけつゾロリシリーズへ…となるのでしょうが、やっぱり長い年月も流れたり、作者も変わったりで、ちょこちょこ同じゾロリでも違いを感じました。
こどもは「ゾロリ、ゾロリじょう持ってるじゃん！」と言いながらも楽しそうに読んでいました（ゾロリシリーズの方ではゾロリ城を建てるのも旅の目的の一つ）。
すみれちゃんとほうれんそうマンは仲がいいなー、正直ゾロリの入るすき間はないと思います（笑）。

うちの子はこのお話に出てきたゾロリ城がとってもカッコいいって言っていました。おばけやしきみたなところが、よかったそうです。ゾロリがポイポイ達をやっつけるのに用意した仕掛けで、骨の頭がたくさん出てくるところがうちの子のツボでとってもはまっていました。

小学生に人気の「ゾロリ」シリーズでした。
我が家では、初めてのゾロリだったので、登場人物の性格や人間関係などわかっていれば、もっと面白いのだろうなーというのが、率直な感想でした。
お話自体は、簡潔しているので、これ一冊でも読めますが、やはり面白みには欠けるのだろうと感じます。