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作品ごとに異なる絵本作家の方が絵を描く「宮沢賢治の絵本シリーズ」。今度はどのお話だろう。誰が絵を手がけるんだろう。と宮沢賢治好きの私は、毎回楽しみにしています。 双子の星は、美しい天上の世界と恐ろしい下界とのコントラストが肝になるお話だと思います。迫力のある蠍や箒星の絵は、イメージにピッタリ合っていました。
投稿日:2024/02/14
宮沢賢治の透き通るような文章と、平澤朋子さんの青く幻想的で美しい挿絵がとても素晴らしかったです。 「銀河鉄道の夜」や「よだかの星」同様、賢治の描く星々のお話は不思議で美しく、想像力がどこどこまでも広がっていくようです。 そこに美しい挿絵が添えられることで、自然とその世界の中へ引き込まれ、まるで映画を見ているような、出来ることならいつまでもこのお話の中にいたい気持ちになりました。 とにかくチュンセ童子とポウセ童子が可愛らしく、二人のなんと心が清らかで慈悲深いこと! 赤いヒトデは、空の星が悪いことをして海に沈んだ姿だったのですね。 この作品の中には賢治が作詞作曲した「星めぐりの歌」が出てきます。 テレビなどで耳にすることがありますが、本当に心に沁みる歌ですね。 夜空の星を見上げた時、ふと双子の星を探したくなる、そんな素敵な絵本です。
投稿日:2024/02/13
丁寧な言葉づかいの文章と幻想的で神秘的なストーリーにぴったりな美しい絵が相まって、一気に引き込まれていきます。優しく真面目な双子の星とそのほかの個性あふれる夜空の星たちとのエピソードは、私たちが知らないところで実際に起こっていてもおかしくないような世界に不思議と思えてくるのです。 一話目では、双子が仲違いに巻き込まれたときや時間までに元のお宮の場所に戻れるかどうかわからない道中にヒヤヒヤしました。 二話目でも、乱暴ものの彗星の嘘に気づかないまま海に沈むことになってしまいピンチの状況が続きます。 しかし、どちらも最終的には、双子の優しさや真面目で謙虚な姿勢が周りにも良い影響を与えていき、その様子に安堵できました。 絵本としては読み応えがあるので、大人向けかもしれないと思いましたが、教訓的な要素もあり、子どもにも読み聞かしせたい名作だと感じました。ぜひ星めぐりの歌とともに作品を楽しみたいです。
宮沢賢治のお話のなかでは、比較的、わかりやすいお話と言って良いでしょうか。私ははじめて読むお話でしたが、絵の助けもあって、イメージがわきやすいお話だったと感じました。また、この絵本の絵はとても美しくきれいだったことも印象的でした。
投稿日:2024/02/12
やはり宮沢賢治のお話だな…と思う。 最初は、古めかしい言葉つかいになれなくても、知らない間に、独特の不思議な世界観のなかに引きずり込まれて、どんどん読み進めている。 この絵本を読んだことで、星めぐりの歌が賢治の作詞作曲と知った。本当に美しい歌です。このお話を読んでから聞くと、よりいっそう心に深く染みいってきた。
投稿日:2024/02/10
そうそう、宮沢賢治ってこんな感じの文章だったよな〜と懐かしく感じました。(教科書以来かも…!) 思ったより長かったので読み聞かせはせず私一人で読みました。現代からするとあまりなじみのない文章に若干身構えながらも、その独特な世界観を壊すことなくそれどころか少しずつ誘ってくれるような絵のおかげで、気付けば夢中になって読んでしまいました。 巻末に難しい・なじみのないことばや、現代だと不適切とされる表現についての注意書きもあり、もう少し大きくなったら子ども1人で読むのに良いなと感じました。
投稿日:2024/02/09
こういった本は、やはり絵が有るととてもイメージが湧きやすくなるんだな、と思いました。文字だけの作品を読んでいると何だかかたくて難しい感じがするので苦手なのですが、絵がついただけでこんなにもイメージが変わるとは。本当に美しくて素敵でした。 ちょっとまだうちの下の子には早いかなという感じなのですが、大人が読むにしても文字だけの作品よりこちらの方が100倍おすすめです。 とにかく絵も色使いも美しいので、文章がすーっと頭に入ってくる感じで良かったです。
投稿日:2024/02/05
双子の星、チュンセ童子、ポウセ童子のエピソード。 宮澤賢治さんの天文の知識から紡がれたストーリー。 作詞作曲の星めぐりの歌がしっかりと入っているのが嬉しいです。 双子は星座ゆかりのからすやさそり、くじら、うみへびなど、に だまされたり、けんかに巻き込まれたり、助けられたりしながら、 王宮の任務に誠実に生きている姿が清々しいです。 平澤朋子さんの絵は、ブルーを基調とした夜空の世界を、 静謐に造形。 童子たちが本当にキュートな存在感で、澄んだ心模様を体現しているようです。 宮澤賢治さんの奥深い物語世界をイメージするサポートとしてもよさそうです。
投稿日:2024/02/02
ミキハウスの宮沢賢治の絵本はシリーズでたくさん出版されていて、色々と読みました。それぞれに有名な作家さんが個性豊かなイラストを描いているところが楽しいです。 こちらのイラストは、児童書『しずかな魔女』などの挿絵を描いている平澤朋子さんが描いています。美しい色彩がとても印象的です。 おはなしはちょっと難しいのですが、夜空の幻想的な風景に引き込まれ、まるでその世界にいるような感覚を味わえました。
投稿日:2024/01/31
絵本にしては長い文章で、読み始める前は途中で飽きてしまうのではないかと不安でした。 けれど、読み始めると……。 お話が次々に展開していくので私の心はぐいぐいと引っ張られ、一気に最後まで読むことができました。 素晴らしい……。 私もこのようなお話が書きたいと思わせてくれるような、素敵な絵本でした。
投稿日:2024/01/23
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