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ぬすまれた宝物」 ママの声

ぬすまれた宝物 作・絵:ウィリアム・スタイグ
訳:金子メロン
出版社:評論社 評論社の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:1977年12月
ISBN:9784566010710
評価スコア 4.78
評価ランキング 561
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  • スタイグ作品のベスト3

    私は、スタイグは絵本ではなくこの児童書から読みました。

    一人で読むなら高学年からだと思うのですが、当時一年生だった息子に読んで聞かせると、おもしろかったらしく一気読みしました。

    児童書に冤罪を持ちこんでしまうすごさに、正直うなりました。

    それから、わが家ではスタイグ三昧が始まりました。

    すべての作品を読んでいませんが「ピッツアぼうや」「ロバのシルベスターとまほうの小石」は、スタイグ作品のベスト3だと思っています。

    宝物殿の鍵を持つのは王様とガーウェインだけ。

    鍵はしっかり閉まっていたはずなのに、宝物が盗まれていきます。

    状況証拠から、犯人はガーウェインしか考えられません。

    冤罪をかけられるということはないにしても、子どもであればいじめや仲間はずれで、一夜にして信頼できる友だちがすべて信じられなくなるという状況は起こり得ます。

    そして、そういう経験は私にもあります。大人になっても、そういう事態は起こり得るでしょう。

    人が信じられなくなる失意、苦しみを冤罪という題材で、子どもにも伝わりやすく描くスタイグは、すごいなあと思います。

    読み聞かせをすれば読解力にもよりますが低学年から、そして大人まで幅広く読めると思います。

    スタイグの魅力を絵本だけでなく児童書でも味わっていただきたいと思います。

    投稿日:2009/05/08

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  • 深い!

    • さみはさみさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子9歳、男の子5歳

    スタイグの作品は、絵本はいくつも読んだことはありましたが、児童書は初めてでした。

    王室の宝物殿の見張り役主任のガーウェイン。ある日宝物が盗まれていることが判明するのですが、状況から無実の彼がどうしても犯人であると見なされてしまいます。

    ガーウェインの行動や気持ち、真犯人のそれはもちろん詳しく描写してありますが、それとともに、ガーウェインを疑う周囲の人々の行動もよく描かれています。

    人間は何を信じて行動すべきなのか、過ちを犯したらどうするべきなのか、様々な角度から考えることができます。大人もとても面白く読める本です。

    投稿日:2017/09/08

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    1
  • 名作を読み返し

    ウィリアム・スタイグの作品は、どれも大好きです。
    こちらの作品も、子供たちが小さい頃に読みました。
    本棚に眠っていましたが、久しぶりに読むことにしました。
    お城の宝物殿から宝物が盗まれます。
    鍵を持っているのは王様と見張り役のガチョウのガーウェインだけ。
    ガーウェインは疑いをかけられてしまいます。
    人間に置き換えてもありそうで、考えさせられました。
    読む時期が違うと、また違った印象になったりするので、お話って不思議だなと思います。

    投稿日:2020/10/23

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  • ハラハラドキドキ

    10歳息子の感想です。

    正義は勝つけど、悪は負けなかった。
    でも、悪は罰を受けたからやっぱり負けたかもしれない。
    大臣はガーウェインのことを全然わかってなかったと思った。
    ちゃんと見張りをしているのに宝物がどんどんぬすまれていくところが、ドキドキして面白かった。犯人が誰か全然わからなかった。

    投稿日:2020/04/02

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  • 冤罪と真犯人

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子2歳、女の子0歳

    忠実に職務をこなすガチョウが信頼していた王さま、友人たちも彼に犯罪者という判決をします。
    冤罪のお話ですが読みやすくわかりやすく書かれていていました。
    真犯人目線でも語られていて(もう一人の主人公かな)、この2人はいったいどうなってしまうのだろうとハラハラしました。
    たいへん面白かったです!

    投稿日:2014/05/22

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