サンタさんが登場するクリスマスの絵本をいくつか読んできましたが、サンタさんがプレゼントを何も持っていないという、このストーリーにとても新鮮さを感じました!
手ぶらなサンタを見た女の子は、反対に自分の大切な人形をプレゼント・・・そしてまた来年、同じ日の同じ時間に同じ場所で会うことを約束するんです。
どうして手ぶらなのか、既にプレゼントを配り終えた?道に迷った?その辺りはよくわからない設定なのですが、プレゼントをもらったサンタさんは本当に嬉しそうで、読んでいる私もホッと癒されました。
女の子は品物のプレゼントはもらってませんが、楽しみという素敵なプレゼントをサンタさんからもらったのかもしれませんね。
絵がとても優しく、ストーリーとマッチしてます。
来年、また会えるといいね・・・と女の子に話しかけたくなるような、そんな心温まる1冊でした。