鳥ブームの娘が選びました。
私も、鈴木まもるさんが鳥の巣研究家の一面もあると知ってから、鳥に興味を持つようになりました。
この本は、『鳥の巣研究ノート』とありますが、まず「鳥とはなにか?」という話から始まります。
鳥の誕生と進化を書いているのですが、これが実に興味深くて、一気に惹きこまれました。
その後も、鈴木さんがどんな風に鳥の巣を研究してきたかや、鳥の巣の形がいろいろある理由、作り方の秘密などが、わかりやすく解説されています。
中でも特に興味深かったのは、鳥の巣と鳥インフルエンザの関係です。
鳥インフルエンザや狂牛病って、身勝手な人間が起こした人災だったのですね…。
どちらかというと読んで楽しむ本ですが、絵もたくさん描かれていて、9歳の娘でも読める、とってもわかりやすくて、ためになる一冊です!