子供の頃、読んだ懐かしい本です。(でも、内容は全く覚えてなかった。)図書館で見つけて借りてきました。
音楽家のたぬきちさんには、こどもが6ぴきいます。まめいち、まめじ、まめぞう、まめよ、まめこ、まめろく・・・名前を聞いただけで、楽しそうでしょ?おとうさんとのかくれんぼや、おひるを食べたり、お昼寝するまでの、おかあさんと子供達のやりとりに、思わず我が子と重ねて笑ってしまいます。さて、今夜はお父さんたちの音楽会を、聞きに行くのです。お母さんと6ぴきのこだぬきは、おめかしして出かけますが、お父さんがいません・・・。
「ぐりとぐら」で有名な作者は、保母さんをしていただけあって、子供を書かせたら上に出る者いないんじゃないかしら、という観察力!「ももいろのきりん」で有名なご主人の、ほのぼのとしたタッチの絵も、姉妹コンビとはまた違った魅力で素敵です。
少し長いお話ですが、楽しい(読んでる自分も)ので、あっという間に読めちゃいますよ!