前作同様、科学的知識をふんだんに教えてくれる、「キ・タ・ナ・イけど」とてもありがたい絵本でした。
雑学が好きな人には特にお薦めのもってこいの作品。
血の話から始まり(この辺まではそれほどきたないはな字ではありません)、「うみ」「くしゃみ」「水虫」もう、この辺の説明になると、すごく素晴らしいことが書いてあるのですが、ジャック・キーリーさんのイラストの気持ち悪さに、ちょっとげんなりしてくる人もいるかもしれません。
(私はちょっとそうでした。絵をじくり見なければ、とても面白い内容なのですが……)
所々に偽物の汚いものの作り方も出ていて、さすがいたずら好きのアメリカ人が書いた絵本だなと、思いました。
個人的には「めだま」についての話が一番面白かったです。