村上康成ワールドですね。
初めての海、タコに導かれて、青い貝がらを手に、一人立ちの冒険に出掛けます。
ページをめくると、海面から水面下の世界へゆざないます。
まるで、子どもの勇気、体験の深さを反映するかのようです。
うちの子は女の子ですが、こんな冒険をして成長してほしいなと、教育観もお手本にしたいなと感じました。
文章は短く簡単で、幼児向けかなと思いがちですが、
短い文章の中に人生を読み解くこともでき、絵を眺めるだけでも
考えさせられることがたくさんありました。
子どもを持つ親御さんにもお勧めの絵本です。