「比較」を考える哲学の絵本です。
学問としての〈哲学〉は難しすぎて頭がこんがらがってしまうことがありますが、もともと〈哲学〉の始まりは、こういう身近な“なんだろう?”から始まっているんだと思います。
また作者のメラニー・ウォルシュさんの絵がはっきりとしていて可愛らしい絵柄なので、
全然難しいことを言われている雰囲気は感じませんでした。
ちょっと驚いたのは夜行性の動物の比較に登場したのが、「こうもり」と「ガラゴ」だったこと。
我が家では、〈ガラゴ〉が島田ゆかさんの想像したの空想動物でないという事をつい最近認識したばかりで、
この絵本を読んだあとで調べたところ、ブッシュベイビーの別名だったことを改めて知りました〜!
(やった〜!ひとつ物知りになりました。って、いまさらですが……)