「がんばれ！ぺったんのりたろう」 ママの声

　礒 みゆき先生の作品だったんだ〜と読後、気づきました。

　可愛いお話です。
　お母さんへのお誕生日プレゼントに、絵を描き贈ることにしたけんちゃん。
　お道具たちの登場です。
　クレヨン・絵の具・筆・水入れバケツに、はさみ鳥っていうはさみさんも大活躍です。
　そばで、見ていた糊ののりたろうくんは、出番がなくてしょんぼり・・・。
　み〜んな何かの役に立っているって、道具に対して気づけるおはなしでした。
　
　のりたろうくんの一世一代の見せ場は、しかけの大開きになっていて、お子さんも興奮することと思います。

　幼稚園や保育所に通い、お道具について認識のあるお年頃からが適当かなと思います。

お母さんの誕生日プレゼントを作ることに。お道具箱の仲間が次々使われていく中、のりたろう（のり）の出番はあるのか…。
タイトルのゴロの良さが好きです。
図書館で子供が自分で選んだ絵本。途中にしかけもあり、絵も優しく可愛いので、子供も楽しんでいました。

クレヨンや絵の具、はさみなどが出てくるおはなしです。

けんちゃんという男の子のおかあさんの

誕生日ということで道具達が活躍します。

道具達に顔がついていて、それぞれがとっても

いい表情なので気に入りました。

ちょっと大きめの絵本です。

絵が実際に色鉛筆で塗ったようなタッチでした。

そこがかなりいいです。子供がかいた絵みたいでいいです。

お母さんの誕生日プレゼントに絵を描く‘けんちゃん’の為にお道具箱のなかま達が活躍する話です。みんな次々出番があるのに糊の‘のりたろう’には、手伝えることがなくて、落ち込んでいます。

愛らしい　のりたろうを見てると、がんばれ〜と応援したくなります。すごく、母ゴコロをくすぐる顔＆動きです（笑）

のりたろうが活躍するシーン。色々な声色で、声援を送ってみました。娘は、「あ、今のは、このクレヨンの声。あ、ふでの声。」と、イメージに合う声選びを楽しんでました（笑）

ちょっとした仕掛けもあります。
すごくカワイイ文具たち。ちびっこ達が喜ぶ絵本だと思います♪

今日は、お母さんのお誕生日。お母さんにプレゼントをあげようと、頑張っています。はさみに絵の具。でも、のりたろうの出番はまだかな・・・


子供が幼稚園で使うような、たくさんのお道具がでてきます。

初めて読んだときは、絵の具を使ったことがなかったのですが、しばらくたった頃、「絵の具、幼稚園にもあったよ」と言ったりしていました。

お道具達は、みんなそれぞれ役目があります。

のりたろうの活躍する場面は、簡単な仕掛け絵本になっていて、迫力満点でしたよ。

お母さんの誕生日プレゼントを作るために
けんちゃんと文房具たちが力を合わせて絵を書きます。

みんな絵を書くのに必要な道具ばかりなのに
”のり”は使い道がないとションボリ。
でも出来上がりには必要なんですよね〜。
だれが欠けても作品は出来上がらなかったと思うので、
そんなところを子供たちが気がついてくれるといいな〜、
と思いました。

みんなで一生懸命書いた絵にきっとお母さんは感激したはず。
その内容だけで私はジーンとしてしまいました。

仕掛け絵本なので小さなお子さんも楽しめると思いますよ。

誰かのために何かすることの喜びを教えてくれる絵本です。

クレヨンで絵を描いたり、ハサミで色紙を切ったりするのは娘も大好き。
なので、お道具箱の中の仲間たちが活躍する場面は、真剣に眺めていました。

簡単な仕掛けも子どもにとってはドキドキして楽しむことができますよね。

最後には「よかったね」と、みんなと同じようにニコリしてしまう絵本です。