「まるくなったまあるくなった」 ママの声

まあるいお顔の二歳の娘と読みました。

　つつくと丸くなるだんごむしや、ドロをまるめたおだんご等、
　身近なものが優しいタッチの絵と、
「まあるくなった、まあるくなった」という
　リズミカルな文章で描かれています。
「だんごむし、さわったことある？」
「おすなばでだんごつくったこと、ある？」
「ママ、かみふうせん、ほしいな」
などなど、親子で暖かい会話ができた一冊になりました。

最後に子猫が背中を丸めて「まあるくなった」の所は
とても可愛くて、
思わずまあるいお顔の娘をまるめて抱っこしてしまいました。

親子でとても幸せな気分になれた一冊でした。

「まるくなった　まあるくなった」
この言い方が、とってもかわいいと思いました。
だんごむし、おだんご、けいと、ねこ・・・・・
いろんなものがまあるくなっちゃいますよ♪
まるって、とってもかわいい形ですよね！！
おうちのなかで、まるいもの、一緒に探して
みても、楽しいですね♪

身近に丸いものってたくさんあります。
この絵本のように泥団子やだんごむし
ボールに猫。
それを無意識に見ているけど
丸くなるという面に注目している本です。
シンプルな繰り返し絵本なので
赤ちゃんでもきっと楽しめそうって思いました。

以前のさかさんの作品で”どろだんご”を読んだ事があり素晴らしい作品だったのでこの絵本を選びました。色々な物が丸い形に変化する過程を読者の好奇心を自然と引き出すように描かれているのが良いと思いました。物の形は色々に変化する事をこの絵本を読む事で学べるので良いと思いました。特に紙風船に空気を一生懸命入れる主人公の横顔の描き方が素敵でした。