「そこにいるのはだれ」 ママの声

誰かが葉っぱの中にかくれているのですが、
最後まで答えは、文字ではでてきません。
いったいなんだったんだろうねー？と、
お子さんと一緒に調べる楽しさを残してくれている
絵本です。
絵がとってもリアルで、まるで、写真を見ているか
のようです。
この絵本で、ぞうむしを初めて知りました！！

　先日芋掘りに畑へ行きました。その時まさにこの色、薄茶のかまきりが同色のオンブバッタを食していました。その時のカマキリの大きさといい、受ける迫力がまさにこの絵本のカマキリでした。見つけた瞬間
「ぎゃあぁぁぁ」
恐怖？驚き？何に対する悲鳴なのかよくわかりませんが…
この絵本を見ながら娘に
「ぞうむしってかまきりにたべられへんの？」
と聞かれ、答えられませんでしたが、あの時と同じ感覚で読める本です。虫、かまきりに興味のある幼稚園から低学年におすすめです。

昆虫によく反応するようになってきた娘の為にこの絵本を選びました。私自身が登場する昆虫の名前が分からなかったので勉強不足だと反省しました。娘は昆虫に興味を示すよりも花に心を奪われた様子でした。娘には少し難しかったようですがとてもきれいな絵なのでもう少し大きくなったらまた読みたいと思いました。私が気に入ったのは蝶です。羽を広げた時の色がとても独特で心を奪われました。影をとても魅力的に書く作家さんだなと思いました。

　ぞうむしが、つるの上を歩いていると、葉っぱの向こうに誰かいるみたい。どんどん進むうちに、少しづつ、体の一部が見えてええ来ます。ちょっとドキドキ感もあり、子供の想像力を高めてくれるような絵本でした。

ぞうむしがつるのうえを歩いていくと、葉っぱの向こうに見えるのはだれなんだろう？
子供たちとだれ？だれ？といいながら見れる絵本です。絵がきれいですね。