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9歳長女のリクエストで借りてきました。「おさるのジョージ」を世に出した夫婦のお話です。 私自身昔の世界の歴史もわからない人間なので、読むのに結構な時間がかかってしまいました。長女にも難しかったようです。でも、ずっと夫婦で絵本作家をめざし頑張り、歴史的に大変な中頑張ったことは伝わったようです。 これから「おさるのジョージ」を詠んだり、観たりするときに、また違った思い出読んだり見たりできそうです。
投稿日:2017/10/14
おさるのジョージの作者夫妻の物語です。 「おさるのジョージ」シリーズは3歳の娘が大好きですが、この本は小学生中学年以上くらいからかな?幼児では難しいと思います。 最初はハンスという名前に馴染みがなく、「ん?」と思いましたが、後にH.A.レイという表記にしたのには読者を思ってのことだったんですね。 作者たちのこと、時代時代のことがわかりました。 やはり作者たちは動物が大好きなんですね。
投稿日:2015/03/06
私が小さいころから有名だった「ひとまねこざる」シリーズ。 息子ももちろんジョージが大好きで、図書館のジョージシリーズは全巻読みつくしたほどです。 なので、この本を見つけたときにすぐに手に取りました。 この本では、レイ夫妻の人生が描かれています。 どのようにして夫妻が知り合い、絵本を書くようになり、あのジョージが誕生したのか・・・。 おりしも戦争の真っ最中、ユダヤ人だった彼らは欧州にいたんですね。どれだけ大変だったことか・・・。 いくつもの幸運が重なって、無事アメリカ大陸にわたることができた夫妻。今我々が楽しくジョージの物語を読むことができるのには、こんなにもいろいろなことが背景にあったのですね。 出版社とのやりとりが実際の手紙で紹介されていたり、几帳面だったレイ氏の手帳の中身が公開されていたりと、ドキュメンタリーとしても非常に真に迫る内容でした。 絵本の体裁ですが内容はかなり難しいです。 ジョージを読んで育った大人が楽しむ本、という気がします。
投稿日:2010/12/02
私のブログでドイツの絵本について書いた時にコメントしてくださる方がいて読んでみたいと思っていた本です。 「ひとまねこざる」「おさるのジョージ」は、ずっとアメリカの絵本という印象でした。 明るい雰囲気で生き生きと動くジョージ、子どもの頃にジョージの魅力に魅了された子どもたちは多いと思います。 レイ夫婦は、ユダヤ人でした。第二次世界大戦の中、二人が抱えた苦労や苦悩はこれだけでも想像がつきます。 ドイツにいたこともある二人が仕事を通してブラジルで知り合ったというエピソードにはとても運命的な結びつきを感じました。 激動の時代を抜けて、今私たちが手にすることができる「ひとまねこざる」シリーズ。 改めて平和な世の中に住む幸せとありがたさを感じます。 ただ、自分だけが幸せというだけでなく、そうでない国に住む人たちへの気持ちは決して忘れてはいけないものでしょう。 絵本の体裁なので、高学年ぐらいから読めると思います。 言葉にするのは難しいのですが、とても感銘を受けました。 絵本作家や児童書の作家については資料が少なくて生い立ちなども知ることができないのですが、こうした形で読めてよかったと思いました。
投稿日:2010/01/28
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