絵本を置いておいたら息子が興味を示していました。
ちょうど『アンネ・フランク』の伝記を読み終わったこともあり、『国境を越えて』というタイトルにも興味を持ったようでした。
読み始めた息子からは質問攻めにあいました。
「この人たちはこんなに旅をしてお金持ちだったの?」
「どうしてトランクはなくなったの?」
「ピザって何?」
「これは実話なの?」
途中に出てくる杉原千畝にも興味を示していたので、今度伝記を一緒に読んでみようと思います。
分量はありますが、絵本で絵と写真で、ユダヤ人家族の国境超えの足跡が語られていきます。
子どもの頃には、漠然とナチスの迫害はドイツの中だけのことと思っていたのですが、こうして大人になっていろいろな本に触れて行くと、ドイツのこの時期の進行具合がわかってきて、どこにいても危険だったことがわかります。
この本も千葉さん訳ということで手にしたのですが、まだまだ自分の知らないことが多いことに気づかされます。これからも子どもと一緒にいろんな分野の本を読んでいけたらと思いました。