日本語版『じぶんだけのいろ』を読んでからずっと原書を読んでみたい
と思っていて、やっと図書館で順番が回って来ました。
シンプルな言葉を使っているからか、とても心の中にすっと入ってきま
す。この話は、生きて行く上でぶち当たる悩み、そしてその解決の仕方
を教えてくれている本なんだなぁと、改めて感じました。
日本語版で私は勝手に、悩んでいたカメレオンが出会ったもう1匹のカ
メレオンは異性だと思っていたのですが、違うんですね。
そして、絵をよく見てみると、レモンの上やヒースの中、そしてトラの
上に一匹でいるカメレオンの目と、最後に2匹になってからの目が全然
違うことを発見しました。一匹の時の目は本当に物悲しそう。そして、
2匹になってからは嬉しそう。そんな微妙な違いも表現しているレオニ
にやはり感服してしまいます。
We will still change color wherever we go but you and I will
always be alike.
↑この言葉がとても心に残りました。
人間が自然と群がるというと語弊がありますが、仲間を探す理由が分っ
たような気がします。