年取ること 死ぬこと
絵本を読むような年齢の子どもたちには程遠い話かもしれない。
でも年を取るから死ぬのではない。
人間には年齢関係なく いつ死が訪れるか分からない。
小さな子どもでも赤ちゃんでも胎児だってお母さんの体の中で不幸にして死んでしまうかもしれない。
真剣に生きて行こうとするなら 死ぬことにも目をそむけてはいけない。
そういうちょっと小難しい内容が子どもの中にすんなり入って行くような噛み砕いた表現になっていてとてもいいと思います。
絵本の装丁ではあるのですが とても文章が長くて2日ほどに分けて
子どもと読みました。
長文をものともしないほど 子どもは集中して聞いていました。
どうして白髪になるの?
どうして皺ができるの?
たくさんの「?」と付き合いながら読みました。
大人が読んでみて なぜこんなにも同じフレーズを何度も繰り返すのだろう??とちょっとクドイ気がしましたが
子どもにとっては繰り返された部分を「これが大事なこと」として頭の中に認識して行くのかもしれません。