動物絵本シリーズで、今回は、ヌーの大移動のお話です。
ヌーの群れが、川を渡る時に、岸が崩れて渡りきれずに、溺れれ死んだり、次々に来る仲間に背中乗っかられ、溺れ死んだりしてしまう、何ともむごいけれど、現実的な出来事を描いています。人間界に、橋というものがある、有り難味がわかります。
また、自分がヌーだったらと思うと、一番最初に川を渡る、ヌーの勇気に感心しました。
また、このシリーズの他の巻に登場しているライオンが登場して、そんなヌーを狙っています。いろいろな巻で登場する動物たちが、お互いに入り混じって話に登場してくるところが面白いし、読み応えがあります。しかし、本の順番の番号がふっていないので、順番どうりに読めないのが、非常に残念です。