3歳11ヶ月の息子に読んでやりました。2ヶ月前に妹が生まれたばかり。急におにいちゃんって呼ばれることになり、それなりにおにいちゃんとしてもがんばっているけれど、やっぱり妹のように泣けなくなってしまった?そんなお話です。弟がいっぱい泣いているけれど、おにいちゃんはそんな簡単に泣けない。泣きたくても我慢しているんだ、というのがよく伝わってきます。我慢できる力も備わったのでしょうが、格好悪いというのもあるのでしょう。なんだかけなげです。そんなおにいちゃん、やっぱり最後は弟と一緒に沢山泣いてしまいます。たまにはいいんじゃない?と思っちゃいました。時々、お兄ちゃんをお休みすればいいんです。
お兄ちゃんのつらさを感じさせつつ、でも、がんばっている様子も。そんながんばっているおにいちゃん、おねえちゃんに読んであげると、時々お休みしようか?と勧められる本になりますよ。