「おどれ！ ひなまつりじま」 ママの声

ひな祭りの夜に娘が選んできた絵本です。
やまんばが町へおりてきて、おひなさまをみつけて、
いっしょに踊りだすなんとも奇想天外な設定ですが、
リズムのよい文章でとても読みやすく
何度も読みたくなる感じです。
家中の人が踊りだして、
最後は家まで踊りだして、家が空を飛び、
海におりて島になるのですが、
そこで、近くの島の王様が戦争だ！とやってくるところで
どきっとしましたが、なんとも明るい平和的解決、
世の中もこんな感じで平和になって欲しいなあと思いました。

楽しい雰囲気に誘われて、山から下りてきた恐ろしい山んば。娘は、五人囃子の寝ぼける姿に思わずクスクス。この恐ろしい山んば、『ひなまつり』が女の子のおまつりと聞いて、頬を染めるあたりはいじらしい（笑）。やっぱり、いくつになっても『おんなのこ』。
後は、もうハチャメチャのどんちゃん騒ぎ。伝統行事『ひなまつり』としては、見る影もない感じですが、山んばが心を入れ替えるほど、楽しいおまつり！これはこれで、楽しいです☆

おしとやかなお雛様の、意外な一面が見られて面白かったです。
ノリノリで着物も髪も、ぐちゃぐちゃなんだけど、とっても楽しそう。
そして、お話はもっとハチャメチャになるのですが・・・

伝統的なひな祭りの行事ではないのですが、これはこれで楽しめました。
このお話のハチャメチャな感じとか、男の子が喜びそうだと思います。

女の子の節句ですが、ぜひ男の子も一緒にどうぞ。

文章にリズムがあって、歌詞のようだと思いました。

娘が本屋さんで見付け、どうしても欲しいというので買いました。何とも不思議なお話です。絵も大胆で面白い、妙な味があります。文章はまるで歌っているかのように軽快で、テンポの良さに読むのが楽しいです。不思議な魅力のある本です。

山のやまんばは、人食いばあさんです。
口は避けてて髪はぼうぼう恐い目をしていて、たった一人で山奥暮らしをしていました。
ひな祭りの日、いい匂いに誘われて街に行ってみると、パーティが行われていました。
羨ましいやまんばは夜中に家に忍び込み、ひな人形たちとパーティを始めました。

なんだか突飛なお話でした。
やまんばがひな人形たちと踊っていると寝ていた家族も起き出して、いっしょに踊り出します。
さらには家も踊り出して海へと飛び出します。

とても突飛で私の想像を超えていて、ついていくのが大変でした。
こんなひな祭りのお話も、たまには良いかもしれません。

ひなまつりシーズンに読みました。
ひなまつりじまができるまでのお話。
やまんばが登場するのに驚きました。
やまんばも昔は女の子。そうですね。
にぎやかに音楽を奏でて、踊って、ひなまつりを楽しみましょう！
何歳になってもね。